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2023'02.28 (Tue)

着物のストールの一工夫

2月も終わりです。

2月に着物で出かけることは、ちょっと考えてしまいます。
この時はこんな、というのを特にこの時期は毎年悩んでしまうので書いておこうかと思います。

雨はあまり降らないんだけど、2月というのに暑かったり、本格的に寒かったり、花粉が飛んでいたり、風が強かったり。

まずは天気予報が一番で、それから何を着るか考えます。

①雨の場合→あきらめることが多いです。
着物の達人からすれば、何をおっしゃいます~って感じでしょうが、荷物が多い(非常に多い)重いものが多い、コロコロするカートみたいなので行かないといけないくらい多い、わけですから、あきらめます。

②風が強い場合→帽子が飛ばされないようにするクリップでおくみを留めて前がはだけないようにします。

同じものは見つかりませんでしたが、だいたいこのような↓もので、いつも透明のを探して買っていました。
数年でコイル部分が黄色く変色してしまいますので、その後は分解して、クリップの部分はまた別のことに使います。


この頃透明なのが売ってなくて、新しいのが買えないんだけど、透明なので目立たないのと、コイルでびよ~んと伸びるので、歩く邪魔にはなりません。
これが、ただ留めているだけの伸びないものだと、外れてしまったり、歩きにくかったりします。

このクリップ、室内に入って作業する場合は、たすき掛けする代わりに袖を留めます。

③暑い日→内側に着るものを夏仕様、麻や冷感タイプのものにします。
脇汗などは、着物まで行くと変色してしまいますから、

表から見えるのは春らしさのあるものにします。
羽織を着て、夕方の寒さはショールで対応。

④寒い日→内側に着るものを一応、冬用にします。
室内は暑かったりするので、ほどほどにですが汗で着物を汚さないようにだけは気を付けて、冬でもこちら↓着ることが多いです。

結局、暑くても、寒くてもこちら↓を下に着ていることが多いです。
こちらはこのブログにコメントいただいて知って買ったもので、本当にあの時買っておいてよかったと思っています。
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⑤花粉対策→もう、この時期は花粉が飛んでいて、たとえ飛んでなくてもアスファルトに積もったものが舞い上がったりして、対策は必要。

1月だったらウールのコートなんだけど、寒くてもここは我慢してつるんとした表面の道中着で。
花粉が付くと普段より念入りにブラシ掛けたりしなくてはならず、面倒なので、道中着はよいとおもってます。

羽織は前から花粉が入ってきちゃいますね。
そういいながら、3月は羽織を着ちゃうかもしれないですけど。

そうなったら、ショールで前を押さえるといいかなと思います。

さて、そのショールに一工夫です。
ショール スナップ

ショールは何枚かあるけど、どれも、ただの長細い平たい布ですから、手で押さえていないと落ちてきちゃいます。
でも、私は片手はふさがっているし、Suicaをかざすときには両手がふさがっちゃいます。

目立たない程度に首に沿ってくっついていてほしいわけです。

どうしようかなと考えた結果、ドールのあきにも使う、透明のスナップ。
軽いですし、目立ちません。

《Prym》プリム ドイツ・プラスチックスナップボタン(ホック) 丸型 7mm/24セット入り 全2色347 155-347 156
最初から仕立てるなら裏地もあって、金属のスナップでもその裏地でくるめば大丈夫ですが、裏地の余りがない場合は、透明なスナップがよいかと思います。

スプリングホックでもよいかと考えたんですが、髪に引っかかるといやだなあというのがありまして、スナップにしました。

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15:26  |  kimono 針仕事  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2022'08.28 (Sun)

麻の長襦袢を染めてみた&カラーストップ

今日は、色落ちする藍色の着物を色止めしよう、そのまえに麻の長襦袢を染めよう、と、麻の長襦袢を濃さを変えながら3枚染めた、という話です。

洋裁を勉強して、自分の体形がいかに和服向きか知ることとなり、夏以外は洋服より着もので出かけることが多くなりました。
普段に着る夏着物は持っていなかったからです。
せいぜい浴衣を着るくらいだったのですが、私のは綿のコーマでとても暑く感じるようになり、着られなくなりました。

絹の着物は自分で洗えないですが、夏の麻の着物、小千谷縮などは、手洗いして、ただ吊るしておけばよく、風は通るし、肌に張り付かないし、下に着る麻の長襦袢もひんやりした感じで、これならいけると、リサイクルで見つけて買いました。
リサイクルは着丈、袖丈が短いものは人気がないようで、けっこういろいろ選べるわけです。

とはいえ、買ってみたら柄が自分に合わないものも。(ネットのリサイクル着物あるあるですね)
これは寝るとき用にしなきゃなんて失敗もありました。
それはそれで、涼しく寝られてよいです。

そんな中、やっと似合うと思われる麻の縮を見つけたのですが・・・。
なんとまあ、これが色落ち。
水洗いでだいぶいいかと思ったので1回着てみたのですが、麻の長襦袢の背が汗で青くなりました。

本藍で染めたもの、あの発酵している甕で染めたものであれば色落ちしないのでほんとはそういうのがよかったんですけど、まあそういうのをリサイクルショップで見つけられるとは思ってませんから、予想はしてたことです。

とにかく暑かった日、40度近い温度で濡れると色落ちがしたのです。
よく、白い帯に色が移ると聞きますが、こういうことなのでしょう。
幸い、帯は無事でしたが、この麻着物は色止めをしておかないと、と思いました。

そうこうしているうちに義母の世話が始まって、せいぜい月1回しか出かけることができなくなり、真夏しか着ない麻ですから、着ないままになって、毎年レンタルルーム?倉庫?(空調完備)と家を行ったり来たりするだけでいました。

色止めというと、カラーストップ。

これを着物1枚に使って捨てるのはもったいないと思って、同じような色を染色をしてからそれにも使えばよいと思いました。

じゃあ、なにを染める?
そういえば、前から染めたかったのが麻の長襦袢。

地球温暖化で、夏が長く、しばらく麻の長襦袢を着続けるとき、白だと見た目が真夏になるところ、少し色のついた麻の長襦袢なら、秋になってからもよいと聞いたからです。

近年、白以外もいろんな色で売られてもいるらしいです。

麻の長襦袢は複数枚あることですし、学校で染色も勉強したのにそれほど生活に活かせてなくて、せっかくなので自分で染めようと思いました。
学生時代、テキスタイルの授業は楽しかったな~と昔を思い出しました。

そして、同じ色で染めた長襦袢までまとめて色止めしたら、カラーストップも無駄にはならないかと。

と、ここまで考えたところで、染料ももったいないから、最初に濃い色の長襦袢を染めたら、次に少し薄い長襦袢を、最後にとても薄い色の替袖も染めてしまおうと思いました。
染料は重さを測って染めますが、染料が生地に移って減っていくわけですから、濃いのを何枚もは染められないけど、薄いのなら染められます。

衿に使われている綿はムラができて上手に染まりませんでしたが、麻はしっかり染まりました。
(襦袢の衿は半襟をかけてしまうので、ノープロブレムなのです)
濃いの、薄いの、もっと薄い、の、3枚分です。
麻 長襦袢 着物 ダイロン カラーストップ 染色
左が麻の長着、右上が透かし撫子模様の麻長襦袢、右中が抽象模様の麻長襦袢、右下が麻の流水模様の長襦袢の替え袖


染料 DYLON-ダイロン- プレミアムダイ 8.NAVY BLUE (H)_3b_

染めるというと、黄ばんできたから染め変えちゃうとか、長く着るという点ではエコなのかもしれないけど、染め終わった後の染液を排水として流すのはどうなんだろうと考えていました。
染める際にはたっぷりの塩も使いますし、それを流すのもどうなんだろうとか。

ひとまず、染料の方はメーカーの※よくある質問で、有害な成分は含まれていないとのことなので、染めました。

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2022'03.29 (Tue)

マスクゴムが余ってたので帯締めを束ねてみた

母からは、帯締めの房は和紙でくるんで止めておくように言われてたのですが、めんどくさいと思ってました。

着物の本を読むと、房をくるむように結ぶと房を和紙などでくるむ必要もなく、簡単、と書かれていました。
でも、結ぶと幅が出るし、厚みが出るし、引き出しに入らないのです。

透明なプラスチックの帯締めを入れる筒も市販されてます。
でも、脱プラ時代にわざわざプラスチック増やしたくないし、静電気はどうなのかな?と。
使ってみないといいのかどうかもわからず、結局、買わずじまい。

私としてはゴムで束ねておければ、いいなと思ってたんですが、天然ゴムが溶けてしまうし、ポリウレタンでくるまれているゴムでも引き出しに入っているだけで金糸・銀糸も変色するとのことなので、ダメ。

だから、少し昔のマスクゴムは、天然ゴムの周りにポリウレタンの繊維をからみつけている作りですから、ダメ。


コロナの流行り出して布マスクを作って、でも、結局、不織布マスクに移行して、ポリウレタンのマスクゴムが余りました。
それに、基本、蓋つきゴミ箱に捨ててしまいますが、ちょっとしか着けてない不織布マスクをすぐに捨てるときもあって、洗面所で捨てるときにゴムだけ切り取って別にしておき、石けんで洗ったものも取ってありました。
(ファンデーションが付いてしまったものとかはだめですね)

それらを集めて輪に結んで、帯締めを整理しました。
房を和紙で巻かなくてよいこと、不要なプラスチックを買わなくてよいこと、棒状にすっきりしまえるところがよいと思います。
ほんとは新しいマスクゴムのほうがいいのかもしれないけど、自分が使うわけですし、もちろんきれいに洗ったので有効利用と言っていいのでは?

帯締めのしまい方 帯締め マスクゴムの有効利用

もう、布マスクもあまり使われなくなり、100円ショップでも売っているのも見かけます。
せっかくのポリウレタンのゴム、有効に使いたいです。



ここから下は恒例?の、新型コロナワクチン接種の覚書。

新型コロナウィルスワクチン接種3回目もやっぱり38.4℃でた

3回目のワクチンの副反応は、結論から言うと、2回目と同じくらいつらく、
3回目のほうが早く始まり、ちょっと長引き、
熱は1回目も2回目も3回目も38.4℃まで上がったということです。

12時間後 寒くて歯ががちがち言い出した
18時間後 38.4℃まで上がって、節々の痛み
24時間後 37.7℃まで下がった(プリンは食べられた)
30時間後 37.0℃ ここから頭痛と耳下の腫れ
36時間後 37.7℃
48時間後 36.8℃
60時間後 36.8℃
72時間後 36.5℃ ここまで頭痛
75時間後 回復(その後おかゆを食べたけど急に食べ物が入ってきたせいか腸の調子はいまいち)

1回目、2回目とつらかったと医師に伝えたところ、3回目を打つ前に、4回目も打ちましょうね~とにこやかに言われました。
4回目もこんななのかなあと思いながら、熱にうなされておりました。

あ、腕の痛みについて書くの忘れましたが、もちろん、腫れて、寝返りを打ったりすると、うーって声を上げるほど痛かったですけどね、頭痛に比べたら、蚊に刺されたくらいのものでした。

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11:56  |  kimono 手入れ  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2022'03.13 (Sun)

130年以上前の縮緬の長襦袢の話

真冬以外は麻の長襦袢を着る方もいらっしゃるようです。
夏は白で、他の時季は濃いめに染めたものなどだそうです。
今は、温暖化ということもありますし、室内は暖房完備ですからね。

長襦袢と言いますと、単衣長襦袢と、わざわざ単衣を付けるくらいですから、かつては袷になってるのを長襦袢と呼んでいたようで、近頃は単衣で仕立てるのが一般的とのこと。
胴抜きに仕立てることもあるようですが、正絹長襦袢、つまり、袷になってる長襦袢は人気がないんでしょうね。

母が、母のおばあさんだったか、ひいおばあさんだったかの縮緬の長襦袢をもらったとかで、仕立て直しておいたよと私がもらったのが30年くらい前のはなし。
そのときすでに100年くらい経ってるって聞いてたので、すでに130年?

100年とは大げさな、と思っていたのですけど、確かにしっかりした生地です。
古典的な柄。
紅絹 もみ 長襦袢

赤を着てたんですよね、昔の人は。
袷で裏は紅絹(もみ)という赤い生地。

だから、外に着ていく着物の下ではちらっと見えるし、かといって、家の中で着るわけでもないし、着たとしても昔仕様というか、袷になってる長襦袢で暖かすぎる・・・。

それで30年、箪笥の中で眠っておりました。
一時期、吊るし飾りなどに使う赤い布を欲しいと言ってる人がいるから寄付しようか、と母とも話して、1枚は寄付したのですけど、その、おばあさんからの100年というのが、切り刻むにはもったいなくて、こちらはもう少し考えようと、またたんすの中に戻ってしまっておりました。

さて、更年期に入ってからというもの、具合が悪いし、よく寝られないし、冬でも暑がりだったり、夏でも寒がりだったり、脳が体をコントロールできてないのがよくわかりました。

更年期障害についての番組を見ていて、寒いときはフリースとか腰に巻くなどというのを聞いたとき気が付いたのが、フリースより絹のものを着たほうがよいのでは?ということ。
絹を身に着ければ、静電気も、冷えも、のぼせも、お肌の荒れも回避できるのではって思ったのでした。

じゃあ、寝るときにも絹を着ればいい、と、リサイクルで見つけた古くはない正絹の単衣長襦袢を、寝巻と決めて水洗いして着たのですが、薄くて今一つ。

ならば、古い時代の錦紗、袷で縫われているものならどうかと、これまた見つけて買って試したのですが、色の焼けはあきらめるとして、生地自体が弱っていたりして思ったほどいい感じでもなく・・・。

そこで、あの、130年前の縮緬を寝巻にしてみたらどうかと思いました。

昔の縮緬、肉厚でしっかりしたしぼの縮緬です。

紅絹は、もう今では作られていないみたいなんですが、昔は紅花で染めていたとか。
赤いのを身に着けると血行がよくなるというような話は聞くものの、ほんとかどうかわからないけど、とにかく、この長襦袢はかなり気持ちよいのはたしか。
昔のものはやっぱり違うとこういう時に思いますね。

アクリルとかポリエステルとかナイロンとか、どれも、着てると苦手だなあと思うんですよね。
まあ、ポリウレタンがほんのちょっと混じってる綿を着ることもあるけど、寝てるときにはできればそれも避けたい。

どっしりとした縮緬にくるまれて寝ると、ああ、ご先祖様、今日も無事何とか終わりました~おやすみなさい、って気持ちになって、眠れます。
素材がどうかとかいうのもあるけど、そちらのご利益もあるのかなと思います。

ただ、何かあった時にはこの姿では避難できないなあと、そこが心配。
まえは、そのまま着て逃げたとしてもよさそうなものを着て寝ようと考えてました。

だけど、もはやこの年齢になると、ただでも短い睡眠時間ですから、良質の睡眠を得られるかどうかの方が問題で、今は絹を着ることにしています。

でも、やっぱり地震とか心配です。
朝着るものを枕元に畳んでおくのをぱっと着られないといけないなあとか、どんなのだったらいいんだろうと、これまた悩んでいます。

テーマ : 和風、和物、日本の伝統 - ジャンル : 趣味・実用

タグ : きもの着物長襦袢正絹縮緬紅絹

12:56  |  kimono 着物  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2021'12.28 (Tue)

縮緬の袱紗から数寄屋袋っぽいのを作ってみた

旅行に出掛けなくても、外食を何年もしなくても、人と話さない日が続いてもたいして問題のない私です。やりたいことも、意欲も、あります。が、平日でも休日でも、...
小さい数寄屋袋っぽいのを作ってみた


ずいぶん前でしたが、前に小さい数寄屋袋を作った話を書きました。
これは、縮緬の小風呂敷というか袱紗というか、真四角の縮緬(正絹)ちりめんがたくさんあって、何かにしたいという生徒さんからのリクエストでやりました。

刺しゅう教室といっても、仕立てやお直しなど縫い物関係ならいっしょに習えるという刺しゅう教室です。
だから、そういうものを活かして何かを作るという提案もしています。

ひとまず、この縮緬、昔のもので、今じゃ手に入らないような肉厚で上等なものでしたから、できるだけ使い切る方向で、数寄屋袋風のものを提案しました。
これが作れれば、ほかの生地でも刺しゅうなどして同じように形にできますからね。
数寄屋袋風小物入れ

私としてもリサイクルの着物などを材料として買っちゃいまして、日本刺繍などしてあるのはお手本として眺めていたいと同時に日ごろから使える何かにしたいと思ってました。

とても素敵な刺繍してある着物なのに、目立つところにシミがあったりして材料として売ってるのたくさんあるんですよ。
特にコロナ禍で、出かけないから着物を着ない→手放す、家にいるから袖を通さないものは処分する、といったことがあるんでしょうね。

ちょうどいいところにあるシミなら何かで隠して着ることはできても、唐突に目立つところにあるシミとか、日やけとかは、仕立て直したり染め直したりしないと着られないわけです。
着るための着物は十分あるから買わないと決めていても、その日本刺繍の部分に惹かれるといった場合、小物として活かして持ちたいということで、買うことがあります。

写真の日本刺繍もお手本ということで、時々眺めていました。
ちょうどマスクとか入れるのによい大きさ。
蓋側には使えない大きさの刺しゅうだったので、背側に。
裏地は着物をほどいて洗った八掛を使っています。

後ろの大きいのは木綿の風呂敷でした。
木綿なんだけど、裏はやっぱり絹を使ってます。
A4より大きいので、本を入れて運ぶときとか、A4のクリアファイルまとめて入れるのに使ってます。

クリーム色は生徒さんにいただいた袱紗で、昔のしぼの大きな肉厚の縮緬です。

ピンクのは材料として売られていた色無地をほどいて洗ったもので、裏地には正絹の長襦袢の生地見本を使っています。
生地見本て、30センチくらいのをはぎれなので、こういうときに便利に使えます。

ジッパー付きのフリーザーバッグなど、透明で軽くて便利で、なんにでも使えるけど、バッグからこういう絹の袋物出てきたら、大人な感じでよいですよね。
大人?、いや、十分、歳だけはいってるわけだから、エレガントに見える、とでも言えばいいんでしょうか。
正絹というのはすごいですよね。
つくるのが簡単な割には持っているだけでちょっと上品に見えそうな袋物ができました。

ほんとの数寄屋袋は作るのがちょっとたいへんですけど、こちらは数寄屋袋風ということなので、気軽に作れます。

そういえば、着物の定期刊行誌「七緒」でもVOL.57だったか、なんちゃって数寄屋袋という呼び方でしたが、作り方載ってました。
御朱印帳入れに、なんて書いてありました。
絹の袋から取り出す様子を想像するだけで、たしかにいいなあと思いました。



テーマ : 刺しゅう - ジャンル : 趣味・実用

22:10  |  kimono 小物  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2021'12.18 (Sat)

和装で困ること③足袋の洗い方

和装で困ること、着始めるといろいろ出てくると思うんです。
最初はよくわからないし、こんなものなのかなあと疑問に思わなかったりしてたのに、ちょっと慣れたら、気になってきます。

そんな和装で困ることシリーズ。

・・・のまえに、NHKの趣味どきっ! では、「自分流にはじめよう! 日々、キモノ暮らし」というのを放送中。

紀伊国屋書店→NHKテキスト NHK趣味どきっ! 2021年12月-202 自分流にはじめよう!日々、キモノ暮らし

楽天ブックス→自分流にはじめよう! 日々、キモノ暮らし (趣味どきっ!) [ 石田 節子 ]

いろんな方のいろんなお話を聞くことはとても勉強になります。

自分は仕立て直しにお金をかけられるとか、介護でめったに出かけられるわけでもないので、「趣味どきっ!」のような楽しみ方を真似しようにもそうはいきません。
なにかヒントを得られるといいなとおもって見ています。


着物関係の本を買っても、着物をたくさん持っていたり、たくさん譲り受けた、着丈が足りない、裄が足りない、仕立て直す、というのはよく書かれています。

それらは、わたしにはほぼないです。
リサイクルのものは私サイズのが未使用品で結構見つかり、そこそこ気に入ったものが買えます。
(小柄で受けた唯一の恩恵)

これ以上増えても収納するところがないのでいただかないようにしてます。
あつらえたものは太ることを見越して仕立てていたのか今ぴったりで、それほど着てもいないから仕立て直しもしないです。

先日、成人式の振袖を祖母、母、と受け継いで3代目、というのを聞きました。
素晴らしいお話ですね。
3代で着られるなら、「趣味どきっ!」も参考になる部分が多いかと思います。
第1回の放送でもおじいさまやおばあさまの着物を仕立て直すお話もありました。

着物の本というのはほかにも、いかり肩、首が短い、胸が大きい、くびれが大きい、など体形による対処法も書かれています。
それもまた、着物向きななで肩の寸胴な体形なので、私に不要な情報なんですよね。

長着や帯のような見えるところのことはいろいろ書いてあっても、長襦袢のこととかは、あまり書かれてはいません。
それでも、参考になることは必ずどこかにあって、本を読んでるとへ~、とか、ふ~ん、とか、思うことも多いです。

だから、私にとっては、七緒が知りたいことが多くてわりと好きですね。


紀伊国屋書店→七緒 〈vol.68〉 - 着物からはじまる暮らし 特集:おしゃれのヒント、あります「映画の着物」研究/名店に太

楽天ブックス→七緒(vol.68) 着物からはじまる暮らし 特集:おしゃれのヒント、あります「映画の着物」研究/名店に太 (プレジデントムック)


さて、本題。

本にはお洗濯とかのことも書いてありますよね。
足袋など、毎日履く人、ほぼ汚れない人、汚れるくらい歩く人、さまざまです。

すぐ洗う、ごしごし洗う、履いたままこすりつけて洗う、などいろいろ。
綿や麻が100%とポリエステルなどのでも、汚れの落ち具合、洗剤液の温度、また違いますね。

というわけで、私の場合は・・・

①熱めのお湯をバケツに入れ、純粉石けんを入れ、よくとかす。
純粉石けんを使っているのは、絹の半襟も洗えちゃうからで、足袋だけの時は石鹸を付けて一晩おく、というのもあります。

②綿か麻100%なら、熱いうちに入れて一晩おく。ポリエステルやナイロンの化繊の足袋カバーなどはある程度冷めてから入れる。
汚れのひどいときは固形石鹸を付けておくことも。

③汚れのひどい部分は馬の毛のブラシでたたいたり、こすったりする。
手洗いするか、洗濯機で白いものだけ洗うときにネットに入れて一緒に洗う。

④糊付けをしてから、バスタオルに挟んでざっと水気をとる。しわを伸ばすように手で引っ張る。手を中に入れて指を伸ばし、しわをとる。

⑤つま先のほうではなく、足首のこはぜで隠れてしまう部分をつまんでピンチハンガーに干す。

とまあ、書けばこんな普通のことですけど、いちおう、自分の中では理由があってそうしてます。

石鹸は汚れ落ちがよい。
こすり洗いをして傷めないよう、時間で汚れを落とす。
アイロンはかけたくないから、しわにならないように干す。

履いたまま足袋の裏をごしごしこすりつけるとか、すぐ洗濯機に入れるとか、アイロンをかけるとか、いろんな方法があるようです。

私は、白足袋しか持っていない、たまにしか履かない、時間はかかっても手を使いたくはない(持病で手が痛いから)ということで、いまはこんな洗い方になってます。


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2021'11.13 (Sat)

和装で困ること②雨対策~「美人のつま先」

ほんとにたまにしか着物を着ないので、着るときは雨が降らないか、天気予報を何回もチェックして着るか着ないか決めてます。

で、ところどころで雨が、くらいの予報だったので着ることに決めていた日、着物を着始めたら、ザーッという音が・・・。
外を見たら、小降りとは言えないような雨。

さあ、どうする?
心配性ですからね、もしかして着る時間が無くなってしまったらと一応洋服も準備しておくのだけど、近頃サイズが変わってきていて着られる洋服がなくなってきまして。
買うかと言えば、作るからいいや~、となり、かといって作る時間がなく、現在、ないに近い状態です。

ですから、「雨仕様」に変更して着物を着て出かけることにしました。

まず、なにが困るって、どうしても足元が、足袋が、汚れてしまいます。
カレンブロッソなら普通の草履と違って裏から水がしみこむようなこともありませんから、これにカバーをして出かけることに。

着物はそんなに着ないわけだから、雨草履は持っていません。
カレンブロッソに雨用草履カバーがちょうどいいかなということろ。

かなり昔に買った草履カバーみたいのは、経年劣化で、一度も使わないうちに変色、変質してしまいました。

で、買ったのが「美人のつま先」という名前の商品です。



たくさん着られる方なら雨草履をお持ちになってるとよいでしょうけど、わたしはたまにしか着ないので、冬にはちょっとした防寒としても、足袋の指先の汚れ防止にも使っています。
透明であんまり目立たないので、いいかなと。

前のみたいに使わないうちに変色などしてしまうよりは、雨以外でも便利と思うときに使ってしまうほうがいいように思います。

持ち運びも軽いし、かさばらないですから、雨が心配なら持って出ることも容易です。

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2021'11.07 (Sun)

和装で困ること①長着と長襦袢の袖丈に差があるとき

秋らしくなって、着物が着たくなる時季です。
毎日のように着る方、良く着る方と違って、たまにしか着ないなりの工夫というものがあるように思います。

着物って下に着るものとかいろいろ準備しないと始まらない、というのはあるのですが、こんな解決方法があるよというのがあれば、じゃあ、着てみようかしらと思われる方もいらっしゃるのでは?と思い、これから少しずつ書いていこうかなと思います。

さて、先日お会いした方は、お母さまから譲り受けた着物は小さく、自分に合わせてあつらえた長襦袢では合わない、というお話でした。

私も、あつらえたものを着ていたときは困ることはなかったのに、リサイクルで裄がちょうどいいものを選んで買い始めてからは、袖丈が合わないものもあって自分で縫い直したりしてました。

で、その知り合いの方に教えてもらった縫い直さないで着る方法を試しました。
着てしまった後でも直せるので、知っておくと役に立つと思いました。

5円玉などを輪ゴムで留めるという方法です。
以前書いたように、マスクのゴムに、ゴミになるまえにひと働き()してもらおうとこんなところでも使います。
長襦袢 丈 調節
長襦袢 丈 調節

ただし、これは裄も袖丈も両方長いときに有効です。

今回のように裄はちょうどで丈だけが長いときは、裄まで短くなるので、今回はやっぱり安全ピンかなと。
長襦袢 丈 調節

着て出かけた感想としては、安全ピン🧷でもとくに問題は無かったです。
力がかかって布が傷むのが心配だったら、当て布をしてから安全ピンを止めます。

この長襦袢の色はわりといろんな着物に合う気がします。
袖丈の短い着物も何枚かあるので、この長襦袢もまた、丈調節のできるように直しておきたい(記事はこちら)と思います。

よく着る方は、替え袖などで対応するのがよろしいでしょうね。

アップするのを忘れてましたが、9月に七緒VOL.67を買いました。
←楽天ブックス

Amazon →七緒vol.67― 「整う着つけ」新体験 / 世界の布で。帯の旅 (プレジデントムック)

浴衣特集の多い夏号は近年あまり買わないのですが、麻着物特集だと買ってはいるので、なんだかんだと、年4回発行のこ定期刊行誌は創刊号からほとんど持ってます。
普通、古くなったらいらなくなる情報も多いんだけど、買ったとき必要なかった情報が必要になったりすることもあって、あまり処分はしてないのです。

もう、書き尽くされているのでは?と思うのに、また、着付け、素材、工夫など新たな発見もあったりして、読み物としても面白いですね。

春は花粉が飛んでて出歩きたくないし、夏は暑いし、冬は寒いし、で、結局、秋がいちばん着物が着たくなるので、秋号は外せない気がします。

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2021'11.02 (Tue)

着物のハロウィンコーディネイト

10月末の話ですが・・・。

コロナ禍でなければ、盛り上がるはずのハロウィン。
子どもたちが仮装して、というのを見かけるのは少なめでしたが、美容室の前を通ったら、それっぽい装いで美容師さんが働いてらっしゃいました。

着物を着る方も、10月の末にはハロウィン関連のモチーフの帯や小物などを合わせて楽しまれているようで、インスタグラムやブログで拝見するのも楽しいです。

時期や催し物、気温や天気で着るものを選んだり、色合わせ、柄の組み合わせを考えたり、気持ちよく着るときの工夫など、着物を着るということはそれだけで面白いですね。
これを面白がることが着物が好きということでしょう。

そう言う私は、着物を着ても写真を撮るのを忘れたりしてまして、このブログにもあまりアップすることはありませんでした。
帰ってきてから気が付いて撮っても、夜になっては色がうまく出なかったりしましてね。

というわけで、気が付いたらまた同じ組み合わせになるのを避けるための覚書ということで、しまうときに写真も撮ったことですのでちょっとだけ書きます。

きもの ハロウィンコーディネート

長着は花菱でオレンジ色っぽいもの。
ざらっとした表面の生地なので、しなやかではあるものの、柔らか物みたいに滑らなくて着やすいです。

帯はつくり帯で売ってたもので、クロネコと深緑の毬が、ハロウィンにちょっといいかなと合わせてみました。

帯締めはネコの首のところと同じに渋い赤を。
帯揚げは毬の深緑とはまたちがったビリジアンの濃い感じな色で、暈しで染めてある黒と、ちょっとだけ金を見せて結びました。


写真にはないですが、半襟は地模様が楓のアイボリーがかったもの。
長襦袢は袂から片方は薄黄緑が、もう片方はサンゴ色が覗く暈しのもの。

この時期いつもの汗取りと補正を兼ねたあしべ織りの半襦袢を着用。

オレンジ、黒、緑、ときまして、道中着とストールを落ち着いた紫に。
ただ、急に雨模様となり、今更洋服に着替えるわけにもいかず、やはり渋い紫の雨コートに変更しました。

足袋も撥水仕様のものが買ってあったんですが・・・。


結局、履き替えずに普通のキャラコのものにして出かけたんですが、水たまりやはねが気になったのでやっぱり履いていけばよかったです。

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2021'10.01 (Fri)

着物を着てcocoroショッピングカートで本を運ぶ

今日から10月。
あいにく台風の接近で出かけるとしても着物は着られそうにないですが、袷の季節ではあります。
でも、地球温暖化で、もう少し単衣でいるくらいのほうが体感としては合っているのではないでしょうかね。

9月には単衣の着物を1回着ました。
帯は八寸、うそつきの半襦袢は麻にして、袖と裾除けは正絹の楊柳にしてみました。
帯板もへちまをつぶして作ったもの、帯枕もこれまた、へちまを形作って作ったもの。
蒸れなくていいですね。

9月の和装の帯回りは、お彼岸の前と後で替えるというのが着心地としてよいかなと思います。
外から見えるところは秋、でも内側に着ているのは夏、くらいで私にはちょうどいいようです。

仕事柄、本を持って出ることもあるのですが、本ですからね、ハードカバーなどはとくに重いです。

着物など着ていくと、バッグを肩から掛けるわけにもいきませんから、冊数を減らしたくなります。
本を増やすときは洋服を着ていく、となると、それもまた寂しいわけです。

つまり、着物を着て、たくさんの本を運べればいいので、旅行にも持っていけるようなスーツケース?とも思ったのですけど、全体に軽くて、たたんでしまっておける方が合ってるかなと思いました。
それにキャスター部分・タイヤ部分は段差や溝も平気なように大きい方がいいです。


普段の徒歩の買い物では、結構な量を買うので、キャリーカートを使っています。
これは容量もかなりあり、タイヤが大きく、段差も平気で乗り越えるのが気に入ってます。



でも、5年以上使ったことでちょっとくたびれた印象になっているのでです。
そのころは、バッグだけ別売りで買えたのですが、今は骨組みのほうとセットでしか売ってるところを探せませんでした。

ですから、同じ新しいものを買うより、それより小さくて、でも本は十分入って、タイヤは大きくて、たためて、本体は軽くて、着物でも引っ張りやすいのをと思って、こちらを選びました。

着物を着ていてもあんまり違和感がない柄もあって、良いと思います。


実際に着物を着て歩いてみたら、タイヤが大きいのがいいんでしょうか、本が重くてもらくらく移動できて、いままでの手提げに本を入れて手が痛くなってたのはいったい何だったの?って感じでした。

もし、着物なのに荷物がいつも多いとか重いという方がいらしたら、試してみるのもよいかと思います。

ちなみに、これでスーパーに買い物に行く場合は、買い物のカートに引っ掛けるフックが付いていていいですよ。

スーパーのカートを押しながらキャリーカートを引っ張ったり、キャリーカートを目立たないところに置いたまま買い物をしている人を見かけるのですが、このフックによってそういう不便がないのがいいと思います。
(スーパーのカートによってはかからないものもあるかもしれません)

まあ、そんなわけで、着物でも安心して荷物を増やせるようになってとてもうれしかったというお話でした。

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19:57  |  kimono 着物  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2021'08.02 (Mon)

暑い日の着物小物

8月になりました。

洋服もセールになるように、和装関係でも夏物はもう値下げになってました。
洋服のセールと違って和装小物なんて何年も使うものなので、次の年に着るのはここで買っておくと、ちょっとお得ということもあります。

ところで、毎日暑いですが、「着物は暑いでしょ。」という、ある意味、正解、ある意味、誤解。

ふと、バターが品薄になった時、「(趣味である)パンが作れないでしょ。」と言われたのを思い出しました。
毎週末焼いていた食パンにはバターは入れてなかったんですが、作ったことがない人からすれば、バターが入ってると思うんでしょうね。
着る人にはわかる、着物姿の「暑い」と「涼しい」。

風がないと暑い、それから、木綿とか化繊だと暑い。
絹できれば麻なら、風さえあれば、あちこちから風が通るし、涼しいと言えると思います。

基本、私は、夏は小千谷縮です。
じつは私も夏の着物は暑いと思っていて、だから持たない、着ないことにしてました。

でも、小千谷縮なら、麻なので涼しく、「ちぢみ」なので、しわも気にならず、自分で洗えて、アイロンもかけなくていい(かけてはいけない)んですよね。
それに洗えるんだから、と、ちょっとくらいの雨なら着られるわけです。
それで、リサイクルで売れ残る、小柄な人用でぴったりのサイズのが手に入ったので着ることになりました。

おなか周りばかり太ってきて、洋服だとボトムスは次々に入らなくなるし、そうなると、もう、暑ければ暑いほど、着物を着て出かける方がいいなと思うように・・・。

毎日着物で過ごす方と違って、たま~にしか着ない私は、たま~にしか着ないなりの着方があります。
麻は摩擦に強くはないようで、毎日着るなら木綿のほうが洗濯に耐えるのではと思っています。

だから、たまにしか着ない私は、耐久性より涼しさ優先で、できるだけ麻を選んでます。
近頃はあまりに着なくて忘れそうなので、書いておこうと思います。

足袋 麻

表も裏も麻で、底は丈夫な綿です。
やはり、日本製って書いてあるのを選びます。


胸の補正&汗取り 麻ガーゼ、麻ワッフル地(麻わたの代わり)

ステテコ 麻の楊柳(ウェストはレースゴム仕様) 記事はこちら

長襦袢 麻

これは、長着がリサイクルということでサイズがいろいろなんです。
で、それにぴったりのが長着に対して1枚ずつあり、いずれ、二部式にするなどして少し数を減らしたいと思っています。

伊達締め 正絹の絽または麻

絽でも正絹のは年中使えるので、何本も持たずにこれを最初に買えばよかったと思うくらい。
麻のは、中が化繊の芯だから、意外と涼しくないので、ほどいて絹の羅や絽を芯にして入れてみたらどうかと考えてます。

腰ひも 正絹

半襟 麻

コーリンベルト メッシュ

これも、そんなに頻繁に着ないなら、メッシュのほうを持てば、冬でも使えると思うんですね。
使わない方もいらっしゃるけど、もし使うなら、メッシュのが1本あればいいかなと。


帯板 メッシュ or へちま

売られてもいるんですけど、私はへちまを買って、平らにつぶして作りました。
浴衣用のナイロンメッシュの帯板を改造してます。



帯枕 へちまと麻ガーゼ

これもへちまを買って、濡らしてから適当な大きさと形に整えて、ガーゼでくるみました。
買うなら、セットのがお得かなと思います。


腰の補正タオル 麻ワッフル

腰のところにタオルを挟むと帯が安定するんだけど、そのタオルが暑いので、麻のワッフルを使ってます。

これで、だいぶ涼しいかと思います。

綿の晒や綿のガーゼ、綿のタオルなどが、麻になると、だいぶ違います。
コーリンベルトや伊達締めもメッシュになることでほんの少し涼しいように思います。

結局、冬は冬で暖房が効いてることが多いため、見えないところは夏仕様のこものを使ったりもします。

麻の足袋は薄いので、私は足の人差し指の、先坪の当たる部分が痛くなります。
骨の出っ張りが当たる感じ。
冬用のネル裏でもそうなるくらいですから、麻の時は、必ず、着る用意の時にばんそうこうも用意しています。

あと、日傘、夏の扇子、夏らしい柄の手ぬぐいなど持っていきます。
来年は着物でお出かけできる夏が来るといいですね。

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2021'05.23 (Sun)

君野倫子のおせっかい着物暦

近頃は、ちょっとでも出かけられるのは、だれか家に残って義母を見ていられるときだけです。
そもそも出かけられないわけですから、着物を着て出かけることも近頃はありません。

着物好きの方から、普段着を家で着ていますよって言われます。
羨ましいです。
いくら普段着でも、トイレ掃除ばかりしていると、着物着るんじゃなかったって思ってしまうから、デイサービスの日に数時間だけ着てみたいなとは思っているのです。
でも、実際にはそうもいかなくて、広げて着物ハンガーにかけて、また、たたんで、しまうの繰り返しになっています。

さて、近年は5月ともなると、もはや少し前の6月、ひょっとすると7月のような日もあって、着物の四季のルールなど、あるような、ないような、あっても忘れてしまうような感じです。

この時期はこれを着てるとあんまりよくない、というのは普段着ではそれほどなく、自分の温度の感覚でよいと、日ごろから着られる方はおっしゃってますね。
基本を押さえて、体の感覚で臨機応変というのが、一番良いのではないでしょうか。

そんな感じで、今月だったらこんなのを着ようくらいなことは、いつも考えていて、そんなとき、なんとなくあやふやなこともあったりして、書き込んでいるのがノートみたいなページもある、この本です。



初版2006年と古いのと、手放す方が多いのか、現在1円なんてお値段がついてたりします。
絶版になった本のお値段て、とんでもなく高いものもあれば、一度にたくさん中古で出て、買い時?ってときもあります。
いまがそうかなと思ったので、今日、記事にしてみました。

今日はとても安いですけど、元は1300円(+税)で、中身は読むところもながめるところもあって、それだけの価値はあると思います。

この本の使い方として、頻繁に着てる方はすぐに書く欄がいっぱいになっちゃうでしょうけど、その年の手帳として使うのではなく、この年のこの日にはこれを着てみた、みたいなのを書いておくのにいいと思います。

どこに何を着て出かけたみたいなのを写真で残しておくのも手ですけど、たまにしか着てないならここに書くのがちょうど良い気がします。
今度、これ、着よう、とか、この日は何℃だったから、これを着たとか、この時期に着るのに足りてないアイテムはこれ、とか、著者の書いていることも参考に、自分で書き足していくのが良いのではないでしょうか。

私が書き足したのは、半襟の素材とか、長襦袢でも、袷の仕立てのや、一重でも肉厚のや薄いもの、絽や麻、など、この気温でこれを着た、あるいは着るという項目。

ほんとは袷の時期なんだけどけっこう暑い・・・。
となったら、内側は二部式にして、身頃は麻で、替え袖は無双、あるいは半無双、下は絹の単衣、なんていう、こともありました。

出かけた先で調節することが難しいから、けっこうそういう見えないところでの調節、出かける前に決定するのが大事なんだと思います。
だから、メモ、メモ!なのです。

ある年の5月24日は単衣の御召(単衣の御召は1枚しか持ってないのでこれでわかる)で、半襟は楊柳と書いてありました。
たまにしか着ないので、書いてないと忘れてしまいますね。

ネットや別の本からの情報も書き込んだりしてます。
人によって、少しずつ違ったりするので、比較のために1冊に書き込んでおくと、何がいいのか悪いのか、自分に合ってるのか合ってないのかなどの参考にもなります。

あと、こんなアイテムを作ったらいいな、とか、アイデアも書き込んでます。

好みが違ったり、関心のないページもあるけど、自分で書き込んで埋めていくことで、自分にとっての1冊だけのよい着物暦が書きあがると思います。

21:49  |  kimono 着物の本  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2021'01.30 (Sat)

あらためてのおすすめ本-作り帯とは気づかれない

四十肩というものになって、痛くなってから治るまでそれなりに時間がかかったように思います。
治ったと思っていたんだけど違和感は残り、やっぱり作り帯がよいわ~となるわけです。

出掛けないので着物を着る機会もないし、2月は乾燥していて、しかも換気もしなくてはいけない時季だから、「作り帯に変えちゃおう強化月間」として帯の改造に励もうかと思っています。


二重太鼓にしか結ばない礼装なら、いっそのこと作り帯にした方が・・・というのをこちら↓の本を読んで、まさにその通りと思いました。
普段の名古屋帯もこちら↓の本を見て縫いました。
原著と復刻版

1994年と、出版が古い本なので、コーディネイトなどは現代とはちょっと違います。
写真も古めかしく感じるかもしれませんけど、何の本だって26年も経ってればそんなものです、気にしません。

作り方のページは、当時の50代より上の方なら図を見て理解できる、縫える、ということができたでしょうが、今ではこの図や解説だけですんなり縫える方はそう多くないかもしれないです。

四半世紀もすると縫い物の一般的なレベルだって変わります。
その頃より前の世代は自分で縫ったという人も多かったでしょうし、そのあとの世代では既製品がいくらでも手に入って、縫うなんて時間の無駄!という雰囲気が漂っていたのではないかと思います。
(実際、あからさまに縫うなんて時間の無駄、みたいな言われ方をしたこと、あります。

そう考えると、縫うのは好きじゃない方にはいまひとつの本かもしれません。
でも、図を見て理解できるし、縫うことが好きな方には、やはりとてもいい本だと思えます。

というのも、たとえば、作り帯一つ取っても、ここに載っているのだとほんとうに結んでいるようにできあがるからです。

近頃出ている本では、簡単だけが売りで、実際にそのようにして縫ったものを着けてみると、背中に絹の箱をしょっているようなお太鼓に見えます。
とくに細身の方などで、帯の幅が体に対して広いものをしている場合、結んでる感はほとんどなく、布箱という感じなのですね。

まあ、結ばないお太鼓の着付けのしかたでも、うまくしないと箱みたいになっちゃうことはありますね。
そして、ほんとに結んで作るお太鼓だとふっくらやわらかなシルエットになるように思っています。
好みだと思いますけど、このふっくらやわらかな感じが好きです。

前に箱みたいになっちゃう作り方で作ったものも、結局、こちらの本を参考にふっくらするようにさらに手を加えました。


こちらの本では前帯とお太鼓の2部式です。

一番最初に直したのはリサイクルで前帯の柄の白い部分にシミがあるものでした。
でも、反対側の柄は、きれいだし、お太鼓も大丈夫だったので買いました。

そんなふうに一見、前帯部分に汚れがあるようなものでも、また、反対に巻くにはどうする?などと考えずに着られるところが二部式の作り帯のよいところでしょうね。

甥の結婚式が遠くで、持っていって留め袖を自分で着るときも袋帯を作り帯にしました。
このときはほんとに作り帯にしてよかったと思いました。


一度だけ、母に習って作り帯にしてみたことはありましたけど、それは理解したとは言い難かったです。
洋裁をやっていて頭の中で平面を立体にするのに慣れているつもりでしたが、ただの四角い帯を立体にするのには、やっぱり実際に手を動かしてやってみてやっと理解できました。

ほかにもいろいろな作り帯の本を買ってみましたけど、やっぱりこの本のがいちばんきれいに仕上がるように思います。

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15:19  |  kimono 着物の本  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2021'01.29 (Fri)

堆朱と漆器と絹布巾

ここのところずっと指や手首や肩が痛いです。
だから、食器洗い乾燥機はほんとにないと困る電気製品です。
(お箸とかの木製品、食器洗い乾燥機に使えないプラスチックは手で洗ってますよ。)

リモートワークだったりして、デイサービスの2食以外は毎日家族のご飯を作って片付けてます。
手が痛いとか言ってられないです。

一応ご飯の時間は決めてあるのに、仕事の都合で遅れる人や、こちらのの都合も考えず自分の好きなときにご飯を食べる人には電子レンジで温め直せる食器にしてもらってます。
私は決められた時間においしく食べられるよう逆算して用意するのに、そんなの気にもしない人のは、また電子レンジで温め直して出さなくてはいけません。

漆器は、温め直さなくてはいけないときには不便です。
でも、長く使えるし、軽いし、好きです。

私の祖母も絹布巾で磨くとつやが出る、と言っては、拭いていた気がします。
絹布巾というのは、和菓子で練り切りなどに使いますね。

口に入れるものに接触するので、きちんとした衛生管理で作られたものでしょうね。


一方、ここで言ってるのは、つやを出すために拭くだけだから、いらなくなった絹のスカーフだって、絹のはぎれだっていいわけです。
こちらでも書きましたが、捨てずに利用するのがいいですね。

帯留で堆朱というのがあります。
漆を塗り重ねて作るらしいんですが、一番上が黒いから堆黒とも言うみたいですね。

これも、古いものだと思うんだけど、傷があるのを承知で買いました。
漆の傷は消えるって聞いてたから試してみたくて。

この傷を消そうと絹のはぎれや、ときには指でなでてがんばった結果がこちら。
堆朱 堆黒 帯留め 傷

買ったときはひっかいたような細かい傷がもっとたくさん、無数にあったんです。
羽織紐をチェーンのものなどにして帯留と合わせちゃうと、傷になることがありますし、気がつかないうちに傷になることもあるでしょう。
思った以上に消えるものだということがわかりました。
引き続き、なでなでしてあげようと思います。

そういえば、着物も久しく着ていません。
コロナ禍を機に家で着ているという方もいらっしゃいます。
緊急事態宣言でずっと家にいるなら私も着たいなとは思うんです。

新型コロナウィルスの感染防止の外出自粛などで、高齢者のフレイル対策が叫ばれています。
義母もやはり、デイサービスや集いの機会が失われて、そのような感じでした。

4月の時は迷子になったり、約束の日を忘れたり、勘違いしてたり、いろいろありました。
今もTVのつけっぱなしとか電気製品の消し忘れはありますね。

TVのヘッドホン(コードが長い)を付けたまま出掛けようとしたり(でもマスクは忘れていたり)カーラーを巻いたまま行ってきますと言っていて、びっくりでした。

迷子になったときは、電話を受けて飛びだしていきましたが、着物を着てたら走って行かれなかったと思います。

この堆朱もせっかく傷は消えたものの、こんな毎日で使う機会はあるのでしょうか。

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19:45  |  kimono 小物  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020'12.31 (Thu)

2020年も今日で終わり

2020年が特別な年だったかと言えば、自分に関してはたいしていつもの暮らし方と変わりがないことに気がつきました。

・介護があって家を空けられない(旅行・長時間のお出掛けはできない)
・いままでもリモートワークだった
・買いものと言えばネットの比率が高かった(逆に今年は配送の量が多いくてたいへんだと聞いてから減らしたかも)
・ご飯は3食作らねばならず、外食はしない
・体が丈夫とは言えない方だから、インフルエンザの時期は常にマスク・花粉用メガネ着用、手やドアノブなどのアルコール除菌、つり革に素手でつかまらないなどはあたりまえ。

今年変わったことと言えば、
・換気を増やしたこと
・風邪など引いたことがない丈夫さだから大目に見ていた義母にも、手洗い・マスクなどを徹底させるのに一苦労した
くらいでしょうか。

結婚してからのお正月は、実家で過ごしたことがありません。
ましてや、お正月に旅行に行ったことも、外食したことも、映画を観たこともありません。
毎年ブログにアップしているようなおせちを作って食べてます。
長男の嫁ですから。

そして、本の仕事を引き受けるようになってからは、お正月休み明けが作品提出ということで、わたしだけ初詣も初売りも行かなくなりました。
もっと早くから作ってお正月は休めば?と言われるものの、大掃除を秋にやっておいたとしてもやはり自分の事ができるものではありません。

もちろん、お正月だからとお酒飲んでる場合でもありません。
(悔しいのでちょっとおいしいヤマブドウジュースを買いましたけど)
家族以外の誰かに会うわけでもなくひたすら家で仕事をこなす・・・。

そうです、毎年の私のお正月も、やっぱり、コロナ禍のお正月となんら変わらないのです。

ところで、今年いちばんやったことは、着物をさわってることだったでしょうか。
洗う、ほどく、直す、作り替える、などなど。

リサイクルのを買うのはいいんだけど、実物を見ても自分が無知だったり、ネットでは実物を見られず勘だけで買うので、はずれもけっこうありまして、そういうのを活かしてあげなくちゃと、気になってました。

うわっぱりと言いますか、作務衣のようにしたのも何枚かあります。
ふだんに絹を着て過ごすというのは、長い「おうち時間」にはなかなかよいものです。

道中着 うわっぱり 筒袖 正絹筒袖に縫い直したもの、ゴムを入れようか思案中

道中着→船底袖のうわっぱり船底袖のもの、袖口はゴム仕様

ほどいちゃったものは胴裏という、薄い白い絹が残ります。
きれいなものは紐にしたりします。
道中着の内紐の工夫

正絹は黄変してたり、ひどいものはシミがあったりします。
洗っても落ちませんし、白くもなりません。
それでも、正絹は正絹、もったいないので、漆の器を包むのに使ったり、はたきにしたりしました。
正絹の胴裏ではたき

これ、留めているのは使い終えたガーゼマスクのマスクゴムです。
洗って取っておいた過ぎ花粉の時季に着けるガーゼマスクが棚から出てきたけど、もう使わないので処分。
このマスクゴムは最後のお仕事かな。


今年も、このブログを読んでいただいてありがとうございました。
インスタに写真アップするよりブログの方が性に合っている気がするので来年もまだ書くつもりでおります。
どうぞよろしくお願いします。

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2020'12.29 (Tue)

花の文化立国日本 お花の歳時記



Amazon→花の文化立国日本 お花の歳時記

223ページ
一粒書房 2020年8月21日:発売
永田晶彦:著
日本語

なぜか楽天ブックスと紀伊國屋書店で見つけられなかった本。

花の写真や時季など、前に紹介した本がわかりやすくてよかったですけど、花について、そんなに細かく書いてある訳じゃなく、特に着物の柄のこととか知りたいと思ったので、こちらの本も買いました。

ある意味、お花のうんちくの本。
お花が何科だとかそんなことより、日本の文化とお花のことについて、ちょっと物知りになれた気になれる本です。
(といいつつ、すぐに忘れるので物知りにはなれていませんが。)

日本の文化となると、やはり、昔、中国からの影響は大きく、そんなところも載っているのが、他の本ではあまり見かけないことです。

花を覚えるのは得意じゃないんですよね。
得意なもの、興味あることって、それに関連するものもひっくるめて覚えていけるから、花についてもこういったうんちくを交えて覚えるようにすればいいかなあとおもいました。

一気に読むのもいいかもしれないけど、寝る前とか、ちょっとずつ読んでいくのもよいんじゃないでしょうか。


ところで、新型コロナウィルスの家庭内感染が増えているそうですね。

うちは全員揃ってご飯を食べるのは、それぞれの都合や勝手で、週1回か、2回です。
今年の事情に合っているといいますか。

夫と義母はビールを飲むので、本人は気づかないかもしれませんが大声でしゃべるので、話はご飯の後にしたらと言ったんですよ。
口にてを当ててしゃべるんですよ、そして、その手でお醤油とかマヨネーズとか触るじゃないですか。
盛り分けたときにマヨネーズなども最初からお皿に載せちゃうことにしてます、配給制ね。
さわったものは、あとで除菌シートで拭き取ります。

義母は、コーラスやお友達との少人数の会食に行くと言うんですよ。
内臓が丈夫→免疫力が高いらしい→風邪を引いているのを見たことがない義母、なので、新型コロナウィルスの感染力がどのくらい強いのか、とか、私みたいに弱っちい人間にはどれだけ怖いかなどを想像できないようです。

帰ってきても、うがいしなかったり、水だけで手を洗って終わりにしたり、外で着けていたマスクを部屋の中でもずっとあごに付けていて、捨てたほうがいいよと言うとリビングのゴミ箱に捨てたり、と、よく見ていて注意しないといけないことがいろいろありました。

結局のところ、私が神経質だから細かいことを言う!みたいなことになってますけど、やっぱり、今は、やれるべき対策は続けます。

もし、自分がかかって無症状だったりとかしたらとかも考えます。
軽症だったら、隔離とかなって、ホテルなどにカンヅメになったりすることも考えられます。
スマホと充電器は必需品・・・などといろいろ考えてます、根が心配性なもので。

10年前にパンデミック対策を始めたとき()、感染してても気づかず人にうつすことがあるというのは全く思ってなかったことです。

いつか、ふつうにお花を見にに行けるときもくるでしょう。
今はお出掛けせずに本を読んで、知識をため込んでから花を愛でるお出掛けをすることにしましょう。

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2020'12.14 (Mon)

絹手縫い糸 80m or  40m

絹糸ではオリヅルの色見本と金亀の色見本とタイヤーの色見本を使っています。
手に入りやすいメーカーの絹糸はミシン糸、穴糸、手縫い糸など共通なので、洋裁でも和裁(スイマセン、和裁と言えるほどのことはしていません)でも使えるので、色見本帳があると便利です。
(洋裁でも絹手縫い糸は使いますよ。)

その理由の一つは、絹糸の入手が困難になったからです。
学校にいた頃は学校の中でほぼ材料は揃ったし、帰りにオカダヤに寄れば必要なものはほぼ手に入るような環境だったし、まだそういう時代だったんですけどね。

それでも、少し前までは、電車で手芸屋さんに行ったときに買えばよかったんだけど、義母のことで家にいなくてはいけなくなってからはそうはいかないのです。

近くのお店で絹糸を扱っているお店にはタイヤーがおいてあります。
だから、色見本帳を買ったんですが、でも、売れないんでしょうね、手縫いだと40mの小さい巻き、しかも、全171色のうちの白黒とほんの一部しか置いてありません。
ミシン糸に至っては、置いてないようです。

前はもう少しあったんですが、気がつくと色数が減っているのです。
もはや必要な色が買えない状態。
取り寄せお願いすれば買えるのかもしれないけど、レジを打ち間違えられるし、布は斜めに切られて足りないし、忙しいからかイヤそうに対応されることがあって、それから怖くて、近頃は近くても行かなくなっちゃいました。

そんなで、ない!というのは困ったことで、ネットに頼るしかなくなってきました。
一巻きの糸を買うくらいでは送料が糸より高いこともあります。

できれば、何かのついでにということで、着物関係のお店で買ってます。
何色か必要なものを拾い出して、ついでにバイアスの衿芯みたいなものといっしょに買ったりします。
金亀の糸を扱っている着物屋さんがきもののきらくやさん。
絹手縫い糸 バイアス衿芯

グレーの濃淡があるとわりといろんな色に対応できますね。



手芸屋さんでは手芸材料や用具の買いものついでに買います。
手芸の山久さんでは色見本帳も買いました。




電車で行ってたお店にあったのがオリヅル印だったので、色見本帳を買ったのですが、色を決めて行ってみると、在庫無し!なんてこともあって、このときは実際にはあまり役に立ちませんでした。
(電車代を払って買えずに帰らなくてはいけないって理不尽!)
実店舗でも絹糸の売り上げは減ってるんでしょうね。

だったら、ネットで買うときに利用できるかと思ったら、在庫限りみたいなのしかヒットせず買えませんでした。

それから、長さなんですが、洋裁のジャケットなどで手縫い糸を使う部分は少ないですから、1着作るのに40mでも足りるんですけど、着物関係の手縫いはそれなりの距離縫うこともあるので、80mのを選ぶようにしています。

そのようなわけで、結局、近頃は80mの金亀に落ち着いています。

絹手縫い糸も、いろいろ縫っていると早く終わっちゃう色もあります。
かといって、経年劣化は避けられないのでたくさん買っておいてよいものでもないんですね。

ミシン絹糸も弱ってくるので、縫いじつけなどにつかったり、刺しゅうに使ったりもできるので、最後まで使い切るようにがんばってます。

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2020'12.10 (Thu)

七緒vol.64― 「着つけ」革命 / 旅する「更紗」


紀伊國屋書店→七緒 〈vol.64〉 - 着物からはじまる暮らし 特集:「着つけ」革命/旅する「更紗」/「半衿」自由研究

楽天ブックス→七緒(vol.64) 着物からはじまる暮らし 特集:「着つけ」革命/旅する「更紗」/「半衿」自由研究 (プレジデントムック)

Amazon →七緒vol.64― 「着つけ」革命 / 旅する「更紗」 (プレジデントムック)

128ページ
プレジデント社 2020年12月7日:発売
日本語

近頃、小さな冊子、月刊アレコレも買っている、着物関係の書籍。
どんどん増えていくけど、ときどき読み返すので捨てられない…。

ときめく、ときめかないだと、着物の本はどれもときめくし、刺しゅうの本だって、洋裁関係だって、手芸全般もお菓子の本もどれもときめくのですね、困ったものです。

そうですね、料理の本は、自分のノートがあるからさすがになくても大丈夫ですし、編みものの本も大好きだけど手が痛くてできなくなってきているので、ほとんどは残しておくけど新しいのは買えなくなってきました。

そんな中で七緒は、自分にとって必要な記事も不要な記事もあるものの、これはと思うのが何か載っているので、定期購読ではないものの、買っています。
定期購読もお得なんですよ。

さて、今回は更紗と色の付いた半衿の話がおもしろかったです。

さすがにvol.64ともなると前にも読んだよね~みたいなことや、今までのを抜粋したMOOKが出たりしてくるわけです。
が、ほとんど持っているので、MOOKは買わない、夏の浴衣特集は読まなくても読まなくてもいいかな~っておもうのです。

そんななかで、興味あることが載っているようであれば買うわけで、今回は更紗がいちばん気になりました。
無地紬に染め帯を合わせるとよいと言われますが、半幅の更紗もいいなと思っていたところでしたので、よかったです。

色柄のある半衿については、個人的にはほぼ白かオフホワイトくらいしかしないので、もしするとしたらどんなのが合うのか、どんな着方をするのか勉強になりました。
ちょいとそこまでお買い物くらいでしたら、真っ白な衿は礼装みたいで目立ちすぎますから、ちょい、刺繍なり、柄なり、色なりがあった方がいいかもしれません。

テーマの着つけ革命は、今まで買ったことのなかった方にはたしかに革命とも思えることも。
たくさん着てこられた方も、いままで気づかなかったこともあるでしょうから、復習がてら読まれるのをおすすめします。
着方というのは人それぞれですから、また別のやり方を知るのもよい勉強です。

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2020'11.06 (Fri)

袖口のゴムの劣化

今日はリサイクルショップで入手した割烹着の話で、袖口のゴムの劣化についてです。

まず、輪ゴムは怖いっていうことについてなんですが、とくに着物をしまうときなど、まちがって輪ゴムが入ったりしないように注意します。
中でも金糸や箔などが変色してしまうので、これは絶対に避けないといけないですから、うっかりなんてこともないように細心の注意を払いますね。

ぐずぐずになってしまうものを束ねたくても輪ゴムはいただけません。
着物に限らず、天然ゴムが劣化すると、べた~っと生地に貼り付いてしまいますし、生地も変色します。
輪ゴムが変質した話

洋服でも、袖口に輪ゴムが入っていることがあります。
天然ゴムの結び目のない輪ゴムです。

そういうのって、たいていゴムを取り替える穴などありません。
取り替える前に本体がだめになってしまうような、洗濯の激しいものなどは輪ゴムが使われたりするようです。

洋服を作る方の人間からすると、輪にしてから、あるいは輪になっているのを縫うと一発で仕上がって楽なんです。
輪ゴムだったらコスト的にも安くなりますしね。


前置きが長くなりましたが、私が入手したのは封を開けた様子もない割烹着。
包まれてる袋もきれいだけど、ラベルの文字が古めかしい。
未使用品の古い品です。

予想はしていたけど、袖口の三つ折りしてゴムの入った部分は劣化した天然ゴムで変色。
2枚のうち1枚はあめ色のゴム、もう一枚は白い輪ゴムが入っていたようです。

折りたたまれていたので、あめ色のゴムの方は重なっていた袖や身頃も変色。

切り取ってみるとゴムは、どちらも硬い物質になってました。
輪ゴム 経年劣化 三つ折り 

裁ち端の始末はしないままでしたが、ひとまず洗ってみました。
輪ゴム 経年劣化 三つ折り 
石けん液に一晩つけ置きましたが、当然、この色は落ちません。

この割烹着を作った頃は、メーカーもこんな何十年もしまわれたままになるとは思わなかったでしょうね。
保管の環境によっては何十年でなくてもこうなることはありますから、家でお洋服を作る場合にも輪ゴムは止めた方がよいと思います。

天然ゴムのゴム紐は手頃なお値段です。
ちょっと長持ちさせたかったら、 LYCRA(ライクラ)、つまりポリウレタンのゴム紐がよいかと思います。


ちなみにずいぶんと前の話ですが、透明なポリウレタンのゴムも使わないでただ保管しておいたら「チーズ鱈」の鱈の部分ようになってしまいました。
ポリウレタンゴムの経年劣化の話

衣類を短期で消費してしまう時代ですが、長く持つ上質のものは手を入れて長期で着られます。
こんなゴム部分であっても本当は取り替えながら長く着られるといいですね。

そんなわけで、ゴムの変色はこれ以上薄くしようと思わず、新しく三つ折りのゴム通し部分を作ってみます。
この割烹着は着物を着たところで、デザイン的にすてきではないかもしれないけど、袖が濡れなくて機能的なエプロンではあると思います。

変色したからといってただ捨てられてしまうのでは、物であっても気の毒なので、使い倒すくらいのつもりで使ってあげられればこの割烹着も本望なのではないでしょうか。



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05:58  |  kimono 針仕事  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020'10.12 (Mon)

ガロンレース・ガロンテープの切り売り

9月、10月はいつも着る着物を考えさせられます。
とくに近年は9月が暑すぎる!
そして、10月になるといきなり冬っぽくなることも。

もう、これは外側と内側に着るもので調節するしかないと、ここ何年か、そんなことばかり考えておりました。

その中の対策の一つは10月でも単衣を着るということです。
肉厚だったり、薄かったりいろいろでしょうが、秋らしい雰囲気が出てれば(夏っぽさがなければ)衣替えといってもまだ袷を着なくていいんじゃないでしょうか。
袷を胴抜きにすることまで考えましたが、どうもそこまでしなくてもとおもいました。

そうなると単衣を着る回数が増えることになります。
当然、裾の擦り切れを心配しなくてはなりません。

一応、リサイクルで買ったような自分のベストサイズより着丈の長い着物なら、裾が擦り切れたとしても2㎝程度切って三つ折りし直すということもできるかもしれません。
(つま下が短くなりますけど)
でも袖口まではそうはいかないのですよね。

洗い張りの生地などを骨董市で買ったりすると、共布を当てて繕ってあるものがあります。
昔の人はそうやって丁寧に長く着続けたのですね。

で、擦りキレの予防策があるなら、それをしておいてもよいとおもうのです。

前にも書きましたようにそれが、ガロンレース。


普段に着る着物関係の本を読むようになるまで、着物につけるガロンテープというのは知りませんでした。ガロンレースともいうみたいです。刺しゅうをされてる方なら、ヨーロッパの食器棚などに片側がまっすぐで、片側がカットワークなどでスカラップになってる刺繍されてる飾り布をご存知かと思いますが、ああいうのが、ガロンと呼ばれることがあります。GALONS, RUBANS & LINGE ANCIEN(★)のgalon、つまり、服やなどの縁取りです...
ガロンレース・ガロンテープ


なかなかガロンレース自体売っているところがないかと思っていましたが、ちょっと染料を買いたいなと思って探しておりましたら、おもいがけずガロンレースの切り売りがあることがわかりました。

紺色が欲しかったので、ついでに買いました。


切り売りといってもガロンレースってだいたい裾と袖口に使うわけですから、243㎝のものがすでに切って売られているくらいなので、普通の体型だったら240㎝買えば間に合うでしょうね。

学生の頃は毎日のようにオカダヤに寄ってから帰ってました。
当時は洋裁を勉強していて、着物にほとんど興味がありませんでした。。。
洋裁をしっかり勉強してからの着物の良さを知り、着物のことを勉強したことで、あらためて洋服の良さも考えることができました。

さて、10月はどんな組み合わせで着れば過ごしやすいのか・・・。

これも前に書きましたが、静電気対策も必要になってくる時季です。
レーヨンとキュプラを織り上げているガロンレースは、ポリエステル製のリボンを縫い付けるのと違って静電気対策にもなります。
静電気対策は着心地の良さの他にも汚れ防止にもつながります。

素材にしても縫い方にしても、一つ一つに訳があって、代用できるもの、できないものがあります。
ガロンレースはなかなか代用品は見つからないので、これからもガロンレース自体を売り続けていただきたいです。

そして、リボンなどもそうですが、人件費がかかってしまうからなのか、カットされたものばかり並んでるお店もあります。
でも、やっぱり、切り売りというシステムも続くといいなと思います。

こちらの記事にも書きましたように、ステッチイデーVol.32では着物にも合いそうなデザインのマスク、掲載していただいてます。

お着物の記事を目的にこちらを読まれている方にも刺しゅうの本ではありますが、ぜひご紹介したいですね。


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11:39  |  kimono 針仕事  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020'09.18 (Fri)

七緒 VOL.63

秋の大掃除や本の整理で手が痛くて、先週は手をなるべく休ませる1週間でした。

今週も掃除はほどほどに、袷の着物を1枚ほどいて洗いました。
というのも、七緒VOL.63に刺激されたせいでしょうね。

着物の本もいろいろ出てますが、訪問着、袋帯が多い本、しわ一つない着付けばかりが載ってる本は、あんまり必要ないので、七緒を買うことが多いです。
小紋、紬、ふだん着、街着の着物の定期刊行誌です。

紀伊國屋書店→七緒 〈vol.63〉 - 着物からはじまる暮らし 特集:「マンガの着物」大研究/イマドキ「片づけ」術/「リメイ

楽天ブックス→七緒(vol.63) 着物からはじまる暮らし 特集:「マンガの着物」大研究/イマドキ「片づけ」術/「リメイ (プレジデントムック)

セブンネットショッピング→七緒 着物からはじまる暮らし vol.63 特集「マンガの着物」|イマドキ「片づけ」|「リメイク」は楽しい

今年は新型コロナの感染の広がりで、留袖と袋帯を身につける機会が1回減ってしまいました。
しばらくはパーティーなどの集まり系のお出掛け着物はあまり出番がないかもしれないです。

そんなですからやっぱり、街着の多く載ってる本の方が、訪問着などが多く載ってる本より、読んでいておもしろいです。


で、今回の七緒ではメルカリなどに出品する際の注意点なども載ってます。
買い取りでは引き取ってももらえないものも、メルカリやオークションで欲しい人のところに届く、というのがよいところ。

着物のリサイクルショップには、小柄な私にサイズの合う着物がたくさんあります。
しかも、サイズが小さいと需要が減りますので、未使用品のしつけの付いたものも数多くあります。

逆に言うと、私に合ったサイズの着物は手放そうにも、小さいから要らないと言われるでしょう。
現に裄が64㎝くらいだと受け付けないとかただで引き取るということになるというのも聞きました。
ひどい話だと思ったものの、実際に売れなければ引き取ってくれないのもあたりまえのこと。

だから、小さくて売れないのなら、リメイクですね。
リメイクについても、ほどく、洗う方法や、服に仕立てる方法、アイデアが載ってました。

パンツとセットアップの作り方が載っていて、役に立つと思います。
初めてさんが選ぶ、布の選び方なども参考になると思います。

じつはリメイク目的でなく、着るために買うときには、選ばない方がいいという着物もあるんだそうです。
老けて見えるとか・・・
もちろん、その人のたたずまいや年齢などで一概には言えませんけど。

リサイクル着物初心者だった私は、そのことを後から本で知ったのですが、リサイクル着物1枚目は思いっきり、それ、を買っちゃいましたよ。
そういうのって、この七緒もそうですけど、着物屋さんやメーカーさんの広告が載ってる本にはあまり書いてないことです。

でも、それを読んだ後に見てみると、いっぱい出回っているのです。
つまり、たくさん出回っているということは、みんなが手放すべくして手放したということなのかなとも思えるのです。

逆にたくさんの人におすすめというのもあるそうなんですが、そういうのはリサイクルではほんとにいい状態のものは見かけることがないです。
みなさんわかってらっしゃるんですね。

まあ、今はベテランの方も、最初の頃は失敗して手を出して、結局は着ないものも多かったと聞きます。
とにかく、無駄にすることのないよう、作り替えるというのはよいことでしょう。

ほどいて小ものなどにして使うのもよいですね。

そういうとき役に立つ本はこちらやこちらにも書きましたけど、縫い物が大嫌いでない限り、着物1枚、帯1枚からいろいろ作れるので、やってみるといいですね。

あと、スマホで手持ちの着物や帯を管理する方法が、とてもいいなと思いました。
ノートにまとめようとか、PCで管理しようとか、いろいろ考えるんだけど、なかなかね、やることがたくさんあると後回しになっちゃうんですよね。

というわけで、この号は役に立ったなあと思いました。

10月10日発売予定のステッチイデーVOL.32には、着物姿にも合いそうな直線だけで縫える立体マスクを掲載しています。
私の担当はレッスンページで、細かく写真で縫い方のコツを紹介しています。

刺しゅうのデザインは、洋にも和にも合う柄と色にしてみました。
六瓢(6個の瓢箪、無病息災)、鱗模様(厄除け)、南天(難を転ずる)の3点です。
着物好きの方にはおなじみの柄ですね。

アマゾン↓のほうですと、10枚目に写真が載ってます。



紀伊國屋書店→ステッチイデー  32

セブンネット→ステッチイデー  32

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22:37  |  kimono 着物の本  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020'08.15 (Sat)

地味な麻着物を

ここ3年ほどは、できる限り家にいなきゃいけないので、着物を着る機会がめっきり減っていたところへ、コロナ禍で近くのお出掛けということもなくなり、今年は着ておりません。

そんなわけで、家にいるとき着たいとは思ったのですが、高齢者はこぼしたり、汚したりするのがあたりまえで、膝をついたり、日に何度もトイレ掃除やお洗濯をするのには、着物はあまり、適しているとは思えないのですね。
ドアノブもやたら引っかかって、袖がびりっとなるし。

もちろん、普通にされてる方もいらっしゃるのは承知しています。
自分が上手に振る舞えないだけだと思います。

そんな、いまだ着物初心者ですが、ほんとに初心者だった頃、似合うとか考えずに「小千谷縮、涼しくてよさそう~」とリサイクルのものを複数枚買いました。
最初は見つけたら買ってみるのだけど、もっと気に入った柄も見つけてしまって、そちらに乗り換える、といったことになってしまい、最初に買ったのは着ないのですね。
これぞ、リサイクル着物初心者!というパターンなんじゃないでしょうか。

で、寝るときに麻の着物がいいと思って着てみたこともあります。
寝間着というと浴衣でしょうが、綿コーマの浴衣は、私は暑くて耐えられないので、いい色の、麻のちょっとくたびれたかんじのを買ってきれいに洗って着てみたんですね。
寝具のせいでしょうか?やっぱり暑いのですよ。

それで、麻の長襦袢、苧麻で白の透かしの入っている涼しげな長襦袢をきれいに洗って漂白除菌して着てみたのですが、今度はなんだか自分の姿が江戸時代の幽霊の絵みたいに思えて来ちゃいましてね。

それで外に着て行くことはたぶんない、地味~な色柄の小千谷縮を、夜、着ることにしました。
近年、できるだけエアコンを付けたくない私でも、エアコンを付けたままでないと寝られない夏になってきてます。
暑くなく、そして、冷えることもないちょうどいいのは小千谷縮でした。
小千谷縮の袖の直し

新潟育ちの方が子どもの頃、今思うと贅沢だけど夏は小千谷縮を寝具などに使っていたと、聞いて、ただ、たんすにしまっておくより、こういうときに着た方がいいなと思いました。

今年は亜麻のシーツに加えて、苧麻のシーツにして、ひんやり感を得ています。

うちは高齢者の部屋はずっとエアコンです。
が、リビングはの方は、昼は今年は換気をよくするために窓を開けてます。
だから、昼間、リビングは35℃を超えます。

換気が大事なのか、熱中症対策で冷やすのが大事なのか、悩むところです。
特に人が訪ねてくる場合、エアコンを入れないといけないし、換気はしたいし。
空気清浄機のウィルスフィルターもあまり当てにはできないし、これまた悩みます。

今日はさすがに午後が雨の予報で、蒸していたので、お昼ご飯の後はずっと冷房を入れてます。
だから、おなかが冷えないように帯をしていていられる着物は、素材を選べば洋服でいるより体によいかもしれませんね。

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14:27  |  kimono 針仕事  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020'07.17 (Fri)

かるさん袴のようなもんぺのようなものを作ってみた

発売から1週間を過ぎました。
洋書をお持ちの方も買っていただいているようでありがとうございます。
【誤植のお知らせ】
P.59のスズランの日の色チャート部分。
記号に間違いが、ありました。
似ている色と記号が多い場所です。
/が738はそのまま、754と同じ記号だった543は\が正しく、人みたいな記号は754になります。
気づかず申し訳ありませんでした。


フランス12か月の行事と遊びのクロスステッチ
紀伊國屋書店→フランス12か月の行事と遊びのクロスステッチ - 425点のノスタルジックでかわいいモチーフ

アマゾン→フランス12か月の行事と遊びのクロスステッチ 425点のノスタルジックでかわいいモチーフ

楽天ブックス→フランス12か月の行事と遊びのクロスステッチ 425点のノスタルジックでかわいいモチーフ [ ヴェロニク・アンジャンジェ ]

120ページ:ソフトカバー
グラフィック社 2020年7月8日:発売予定
Veronique Enginger(ヴェロニク アンジャンジエ):著
日本語

クロスステッチ用リネンへの刺し方はこちらの本に書いておきましたので、よろしかったら参考になさってください。

刺しゅうの基礎
紙書籍版と電子書籍版


紀伊國屋書店→はじめてでもきれいに刺せる刺しゅうの基礎
電子書籍はじめてでもきれいに刺せる 刺しゅうの基礎 - 本編

楽天ブックス→はじめてでもきれいに刺せる 刺しゅうの基礎 [ 安田 由美子 ]
はじめてでもきれいに刺せる 刺しゅうの基礎【電子書籍】[ 安田由美子 ]

セブンネットショッピングはじめてでもきれいに刺せる刺しゅうの基礎 

さて、いまは、刺しゅうの仕事で手一杯ですから、これは少し前の話です。
適当にではなく、あくまでも、「てきとー」に作ってみた、というお話。

だから、質問されてもお答えできません・・・。
上のような刺しゅうの本の仕事をしていますが、本来の専門は洋裁なのです。

視力も落ち、指・手首もしびれがあったり関節が痛かったりで、和裁は到底できそうにないのですが、和裁の本は読んでいておもしろいですから、見て考えて楽しんでます。
でも、何冊買ってみても、昔ながらのもんぺは載ってませんでした。
ゴムの入ったズボンみたいのは載ってます。

昔の、着物の上にはく紐で結ぶものはどうやって作るの?
作りはどうなってるのかしら?
ネットで検索しても、「もんぺみたい」なパンツはヒットするけど、それらしいのはなかなか見つからず。
そうなるとますますどうなっているのか気になるのです。

しょうがないので洋裁の知識とネットから得た情報を合わせて作ってみました。
生地は36㎝幅のもので耳も利用、四角を基本に作るというところは守りました。

きっと、和裁をされる方は、突っ込みたくなるでしょう。

まず、生地は何を使うかさえよくわからず、洗えるのが大事だろうと、真冬以外はずっと使えそうな、木綿を使うことに。
夏でもいけるかなと正藍しじら織りを使ってみました。

こんな感じでできあがりました。
もんぺ かるさん袴 軽衫袴 正藍しじら織り 

襠(まち)は、前襠と後ろ襠のあるもんぺの襠として書かれていたもののようにしてみました。
でも、裾は軽衫(かるさん)袴のように裾に横布が付いて、袖のカフスみたいになってる形にしてみました。

カフスのようなものだったら洋服には普通はあるだろうと思って、脇にあきを付けてみました。
持ち出しをつけて、スナップ留めにしました。
これで、着脱も楽なんじゃないかと。

資料をいろいろ見比べましたが、洋裁とはタックをたたむ方向が違うように思います。
ウェストから伸びるタックは、裾まで行くともんぺなら消えるはずですが、軽衫袴の応用でもあるので、裾まで行ってます。
最初普通に袖のカフスを付ける要領でタックをたたんだら、裾とウェストでタックが逆になってしまい、これはいけないと思いました。

前の紐は、脇から伸びていて細め。
紐は、ぐるっと後ろを通って前まで回して、結びます。
後ろの紐は幅が広めで脇から前に持ってきて前紐の上で結びます。

脇のあきには、何か特別な名前があったような気がしたのですが、忘れました。
着脱を繰り返すうちに裂けるか、傷むのではと思い、メンズのシャツのガジェットみたいのを付けました。
三角にしてみたんだけど、野球のホームベースみたいな形でもよかったかとあとからおもいました。
ガジェットの付いたメンズシャツは一つ格上の気がするので好きですね。

もし、次に作ることがあれば、ポケットも付けてみようかな?

パーツ自体が四角あるいは三角です。
無駄のない型の置き方、洋裁で言うところのマーキングの収率はかなり高く、これぞ和裁の真骨頂!と思いました。
いい勉強になります。

大相撲の呼び出しさんの履く【たっつけ袴】も、調べてたら出てきました。
こちらは作ることはないでしょうが、いつもどんなパターンなのかな?と思ってTVを見ていたので、わかっておもしろかったです。

かるさん袴に近い形がこちらではないでしょうか。


紐付きにこだわることがなければ、着物ズボンというのもあるようです。


ただ、どちらも素材がポリエステルと書いてありましたので、できれば涼しい織りの木綿生地ででもと思って、考えてつくってみました。

【追記】

ブクブクした藍の華の浮くカメで染める正藍染は、明治以降主流になったケミカル藍染と違って、色落ちもしませんし、紫外線にも強く退色しにくく、抗菌作用もあるんだそうです。
藍染めの工房に行ったこともあるんですが、ブクブク泡の浮いているカメで染めたものは色落ちしなくて、なんか不思議でした。

だから、正藍阿波しじら織りで作ってみました。
着物に色移りしない生地を使うことが大事ですね。

【さらに追記】
水通しした時も色は落ちませんでした。

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2020'04.05 (Sun)

道中着に長い内紐を足して

今朝、ベランダに燕が来ました。(逆光だったけど声でそうではないかと)
なんか、「やっと着いたよ~。疲れたよ~。」って鳴いてたように聞こえました。
「今年は人間が歩いてないね~。どうしたの~?」と言っているかもしれません。

さて・・・。

まとまった時間出掛けることができなくなってから、長襦袢などは寸法を直したり、改良して着やすくしてみたり、ほどいた着物のリメイクを考えたり、と、着て出掛けるより、うちの中で絹物をいじってることが多くなりました。

道中着の後ろ姿をすっきりさせるには、紐を足すのがよいということで、また別の道中着に付けてみました。
これからの時期、もう着ないけど、いまやっておかないと、いざ着るときにできてないからあきらめてしまうということになるので、やってから、たんすにしまうことにしました。

道中着って、洋服だとコートの位置づけで、道行に比べるとカジュアル。

紐をつける道中着はこれで2枚目なのに、どこにつけるのか頭の中でこんがらがってしまったので、忘れないように写真を撮りました。
合ってるのかな?いまいち自信ないけど。
道中着の内紐の工夫

白い紐はほどいた袷の長着の裏を使っています。
見えない部分なので、白でも長くとれればOK、ってことで。

ミシンで縫うのと、手でくけるのでは、紐になったときのやわらかさがちょっとちがいますね。
仕立ては手縫いなので、紐もそうすることにしました。

和裁の本を見ても、紐を付ける位置は決まっています。
ネットやふだん着について書いてある本などでは、切ったり縫ったりし直して着る工夫などがたくさん見つかります。

おもにきものについて書いている方のブログって、毎日更新される方も多いようで、そういった工夫をするとかも含めて、まめな方が多いのだなあと思います。
それとみなさん健康そうで、それだけじゃないと思うけどやっぱり、絹でおなかを温めてるのがいいのかなあなんて思いながら、読んでます。

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2020'03.30 (Mon)

絹をさわってるとストレス解消になりそうで型染の古い着物を解いてみた

材料扱いのリサイクルきもの。
そのまま着るにはちょっとね、というもの。

ちょっとね、の内訳は、まず、着丈が小さすぎる。
汚れやシミが目立つところにある。
買ってみてわかったのは、古い・・・引っぱるだけで縫い糸が切れる。
ニオイもある。

こういう、染め物で赤が入っているのは洗ったところでたいてい色落ちして、失敗するはず。
素人なので。

なのに、この汚れというかシミというかを見て、このまま誰も買わないと、処分されちゃうんじゃもったいないというのもあって、長着として仕立て直すこともないけど、自分で半幅帯にでもできればいいなあと思って買いました。
そのころ、半幅帯をほとんど持ってなかったのです。

それから、4年もしまったままになってました。
思い切ってほどいてみました。

八掛が擦れてないのにすごく汚れてました。
引っぱるだけで糸が切れていくので、ほどくのは簡単でした。

汚れ落ちがいい洗い方だと、色も、特に赤も落ちてしまいます。
注意して洗っても失敗して色落ちが激しかったら、その時は絹のお布団のカバーにでも・・・くらいのつもりで、洗ってみました。

濡れている間にでも色は落ちるので、糊付けをしたらさっさと乾かす・・・

というわけで、洗濯液がグレーがかった赤紫のようなすごい色になった(写真を撮ろうかと思ったくらいです)わりには、まあ何とか行けそうな布になりました。

洗い方は、人それぞれですが、こちらの本にあるような洗い方がいちばんよいかと思います。

あ、この本、書店では買えないと書いてあったから生協さんで買ってみた本なんですが、奇をてらわず、なかなか簡潔にまとめてあって、よかったです。
また、次の機会にご紹介しておかないと。

こちらの本でも単衣の紬をほどいて洗ってるレポートが載ってます。
自分でできる きもののお手入れ&お直し(記事はこちら
買った当時はあまり必要ないほんかと思っちゃったわりには、たまに出してきてみている本です。


そういうわけで、伸子張りもできないんで、アイロンをかけて、巻き取りました。
型染め 

帯芯も買ってあるので、あとは半幅帯にでもできたらと思っています。

よく、接着芯を貼ったやり方は見かけるのですが、できれば貼らないのを作ってみたいです。


ところで、こういう、きものなどをほどく作業は、何かを待っているすき間時間にすることが多いです。

現在、義母が行きたいところは、クラスターを発生させそうなところばかりです。
デイケアのほうは、かなり気を使ってくださってるみたいなので通っていますが、それ以外は3つの密の場所です。

不要不急の外出自粛ってことで、つまらないのか、知り合いと電話をしています。
よくかかってもくるみたいです。

一人あたり1時間半くらいしてるそうなんだけど、別にそれはいいと思うんです。
むしろ、電話で話すことで元気になってるわけですから。
でも、夕飯が7時ってことになってるのに、7時半になってもまだしゃべっていて、結局8時から夕飯ということに。

義母はお風呂に1時間かかるから、後から帰ってくる家人のことも考えると、7時半にはご飯を食べ終わりたいのです。

朝も、私は5時半から起きているのだけど、義母は8時に朝食がいいと言いつつ、9時半まで寝てることもあって、朝食に30分はかかるから片付け始められるのが10時ということもあります。
お昼には1時間くらいかかり、片付け終わったら、ほどなくお茶の時間、ということになります。

好きな時間に好きなことをして、都合のわるいことは聞こえなかったり忘れたり、そういう「我が道を行く」ことで免疫力を高めて元気でいられるのかもしれませんけど、こちらは、締め切りもあるし慢性的に手も痛いし、精神的によろしくはないです。

トイレ掃除も、介助をするよりは苦労しないで済んでるわけですから、超高齢なんだからしょうがないと、介護のストレスをためないように「あきらめる」ことにしてます。

そういうときにはきものなどをほどいたりします。
布や糸、特に絹をさわっていると、ストレスが減る気がします。

義母だって嫁に対して我慢してることもきっと多いんだろうなって、ちょっと冷静になれるように思います。

先日から外出自粛要請で、「自宅でいろんな過ごし方を工夫してほしい」といいますが、そういうのを聞くとちょっとうらやましいです。
介護をされてる方の多くはこんな時でなくても、出掛けたくても出掛けられないし、使い方を考えなきゃいけないような余分な時間もないと思います。
題名を読み返したら、外出自粛などでストレスがたまってると思われちゃいそうですけど、もともと外出できないのです。


もし、介護などで同じように感じてる方がいらしたら、手ざわりのいい布や糸を触ってみることをおすすめします。
でも、縫い物が嫌いな方には逆にストレスでしょうか?

おすすめは、布だったら絹です、私は化繊が苦手なので。
同じ絹でも長着の生地より長襦袢の方が肌触りがよい感じです。

刺しゅう糸だったら絹ではなく綿ですが、花糸がいいですね。
毛糸だったらベビーアルパカがいいなと私はおもっています。

ただ、すき間時間では刺しゅうもなかなか集中してできないので、着物をほどくような作業が向いているかなと思いました。

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17:57  |  kimono 針仕事  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020'03.23 (Mon)

長襦袢の着丈を長く縫い直してみた

鱗模様。
厄落としや厄除けの模様です。

着丈は短かったけど裄はぴったり。
リサイクルでも未使用品ということで、直して着ようと思って長襦袢を買いました。
袖丈を直したのが1年前。
一度着てみたけど、やっぱり着丈が短いのが気になりました。

七緒 vol.61―よ~い、どん! 「たんすの着物」応援団――無敵の「薄羽織」/ 「ちっちゃい着物」を着る方法 (プレジデントムック)



七緒VOL.61では、短い長襦袢を切って、半襦袢と裾よけにしましょうというのが載っていました。
これは、「普段きもの」の本にはよく載っています。
特に自分に短い長襦袢の場合は、切ることで丈の調節もできたり、扱いも楽になったりといいことづくめだからでしょう。

一方、短い長襦袢を自分にちょうどいいものに縫い直すのは書かれているものがなかなか見つけられません。
和裁の本を見てどこがどうなっているか見て理解して直さないといけないのですが、通し衿仕立て、別衿仕立て、ほかにもつまみ衿仕立てというものもあるそうです。

これは他分別衿仕立てというものなんだろうなとおもっても、その縫い方は読んでもよくわからなくて、どうも洋裁の本を読むのとは勝手が違うようです。

なので、縫われているのをお手本に、半分だけほどいて、ほどいてない方を見ながら同じように縫ってみました。
長襦袢 着丈 伸ばす
理解できたところで、残りをほどいて、同じように縫いました。

以前裾をほどいてうまく縫えなくて失敗したので、揚げで調整するのがよいかなと考えました。
7㎝短かったので揚げの縫い目を3.5㎝ずらして縫い直し。
それによって、脇も背中心もほどいて縫い直し。
長襦袢 着丈 伸ばす

脇の縫い代の始末はなんで三角が出現するのか、ほどいてやっと理解できました。

揚げの部分を伸ばしてもほかも並行にずらすだけでいいと思ってたら、居敷当てだけは元の寸法のままなので、3.5㎝ずれています。
長襦袢 着丈 伸ばす
赤い線が新しく縫った内揚げの位置で、本来はこの縫い目まで居敷当てがあります。

衿を途中まではずして、縦衿も途中まではずして、揚げを伸ばした長さ7㎝ずらして縫い直し。
長襦袢 着丈 伸ばす

これで、ちょうどいい着丈になりました。
袖丈を直したのが1年前。
これでぴったりの長襦袢になりました。

無双の袖丈の調節は自己流ですがこちら。

よくわからないまま縫ってみましたから、次回のためにきちんと書いて和裁の本に挟んでおこうと思います。

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22:28  |  kimono 針仕事  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020'03.17 (Tue)

七緒 vol.61―よ~い、どん! 「たんすの着物」応援団――無敵の「薄羽織」/ 「ちっちゃい着物」を着る方法 (プレジデントムック)



紀伊國屋書店→七緒 〈vol.61〉 - 着物からはじまる暮らし 特集:「たんすの着物」応援団/無敵の「薄羽織」

Amazon.jp→七緒 vol.61―よ~い、どん! 「たんすの着物」応援団――無敵の「薄羽織」/ 「ちっちゃい着物」を着る方法 (プレジデントムック)

楽天ブックス→七緒(vol.61) 着物からはじまる暮らし 特集:「たんすの着物」応援団/無敵の「薄羽織」 (プレジデントムック)

128ページ
プレジデント社 (2020/3/6)
日本語

近頃は長襦袢の着丈を直したり、袖丈を直したり、着物をほどいて、リメイクの準備をしたり。
出掛けられる日があったらと頭の中で考えて、その日のためにいろいろやってます。

小紋や無地、紬などは着ることはあっても、付下げ以上のは着る機会もめったにないので、ふだんのきものの内側のいろいろをやってます。

いくつかのきものの雑誌はあるけど、訪問着がたくさん載ってるのはやっぱり私には合わないようで、結局、七緒を買ってます。
モデルさんなどは若いけど、けっこう、子育ても一段落してきて着物着ようかな?っていう方も多いと思うので、たぶん、そういう年代もターゲットに入ってるんだと思います。

いちばん読みたかったのは、臭気判定士の方が判定する、きものの「ニオイ」を退治してくれる方法選手権。
過去にリサイクルの帯で、とんでもなく耐えられないのがあって、ひたすら、風を通していたことがあったので。

それから、親のきものやリサイクルで柄などが気に入って買ってしまったけど小さいわ~ってときでも、着方などを工夫する方法も載ってます。

丈が短いときはどうする?って、わりと知ってても、幅が足りないときのことまで載ってました。
どっちかっていうと、幅は余ってしまって下前で折り込むことばかりでしたけど、これからは、ちょうどいいか、むしろ足りなくなるかもしれないので、わかってよかったです。

薄羽織については、期待してたんだけど、手に入りやすく、扱いも簡単な化繊の羽織ではない「はおりもの」か、それなりのお値段でお仕立てしてもらう羽織か、で、読んだら、どちらも自分には合ってないから縫ってみようかという気になりました。

いま、絹の薄羽織があって、帯が汚れるのがいやで結構頻繁に登場するので、それがだめになったら、正絹で羽織でない「はおりもの」に洋裁の知識で挑戦してみたいです。


この61号には、本の紹介で刺しゅうの本も紹介されていました。
その本は発売されたとき気になってたのに買わなかったんだけど、この号を見て買うことにしました。

それは、また、次の機会に。
12:51  |  kimono 着物の本  |  TB(1)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020'01.09 (Thu)

キズありでももったいないので

もう9日です。
仕事進まず、ちょっと困っております。

元旦、お料理を準備して片付けて、着物に着替えて初詣など行きたいところですけど、さっそく、本の仕事をしています。

とは言っても、本の仕事なのでお見せできないわけで、やってるんだか、やってないんだか、ですね。

本格的に取り組んでる仕事の方とは別の、個人的な手縫いの仕事始めがこちら。
あずま袋 あづま袋 吾妻袋 東袋 縮緬
一番手前は洗い張りで売られていた縮緬。
奥の4枚は訪問着か付下げのB反、織り傷、箔置きの失敗ありを東袋にしたもの。

これから、マチを縫おうかなという段階でひとまず写真を。

4枚の方は一番大事な模様があるところに破れがあって着物には仕立てられないというかわいそうな反物でしたので買ってしまいました。

手刺繍が好きですが、この反物の刺繍はミシンでの刺繍です。
でも、ミシンの方が裏のない袋物にはよいのでは?とおもいます。
手刺繍だったら、裏を付けると思います。

キズあり B反 正絹生地
どんな理由で破れたのか、考えても見当が付きません。
いかにも古典的な柄なので、洋服にするのはちょっと?ということで、今回はきものの時に持って映えそうなあずま袋にしました。

分けておきたいものも多く、仕分けには透明なプラスチックの袋もいいですけど、静電気が気になることもあるし。
それに着物姿の時にレジ袋を下げるより、バッグから取り出して使えば、ちょっとかっこいいかなあ~なんておもえたりもするので。

以前書いたあずま袋の寸法表は一般的に売られている生地を裁断して裁ち端を三つ折りで始末するタイプ。

一方、こちらはきものの反物で、両端はそのまま使います。
この反物は38.5㎝。
これを使うと、両耳の部分は三つ折りしませんのでちょっと違った寸法になります。

縮緬の方は昔の反物を洗い張りしたものらしく、幅が34.5cmです。
出来上がりが小さいです。


仕事の縫い物もあるのに、なぜ、いきなりこれを始めたかというと、毎年元旦に考えるのはこの先の人生。
ふとおもったのは、これだけある、糸や布って、まず使い切れないと思うけど、少しでも有効に使っておきたいということ。

とくに、撮影のために買った材料や道具。
いただいた原稿料が材料や道具になってしまったわけで、使わないことにはもったいないのです。

ひとまず、絹関係は弱るということで、急ぎの部類に入ります。
ミシン糸でも手縫い糸でも、絹糸の古いものは弱くなっていきます。
もし、新しく服を縫う場合はまた新しい糸を買うわけですから、古いのなどは残っていてもね、と思ったのが始まりです。

で、後でまとめてと思うとなかなかできないので、ちょこちょこ作業がで切るようにしておいて、気が向いたときにやろうということです。
ひとまず、1月はこの反物と、絹ミシン糸の箱、絹手縫い糸の古いものからで、5枚は完成しました。

袋を縫うのに弱い糸を使ってどうなのよ~って、思われるかもしれませんが、まあ、そこは、着るものではないので、切れたら切れたで、いつも持ち歩いている針と糸セットでどうにかしようくらいに思っています。

箔の部分はアイロンにくっついちゃうし、固いし、ちょっとやっかいです。
訪問着ですから、裾の部分あたりを使うと刺繍が入っていたりグラデーションがあったり、箔のところもあります。
地紋はあっても、色としては無地ばかりのところもあります。

刺繍のあるのはおでかけ用にすることにして、無地の部分などは、しまっておくのにコードが邪魔なアイロンを包んだり、編みかけのベビーアルパカと輪針と編み図を入れたりしています。
これが化繊だと静電気が起きたりして不快ですけど、正絹なので使い心地もいいです。

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22:40  |  kimono 小物  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019'12.14 (Sat)

冬の日の着物を暖かく(3)絹のステテコ

足袋下ハイソックス、裏がネルの足袋草履と言っても、カレンブロッソのカフェぞうりなどは底から雨がしみ込んだりはしません。ですから、雨の日も履けるといえば、履けます。雨待ち足袋という足袋も買ってあります。そのとき、つま先にカバーをするわけですが、すぐに取り付けられて、すぐにはずせて、...
冬の日の着物を暖かく(2)雨の日用の草履カバー



出掛けるわけにはいかなくなってから、さらに着物着たい病が重くなっているようです。
出掛けられる日があったら、即、着られるように準備などしております。

冬に着物を着るとき考えるのは、寒さ対策と部屋の暖房による暑さ対策です、悩みます。

夏の汗より冬の汗のほうが、日ごろ汗をかかないので、いや~な成分が多いらしいじゃないですか。
スポーツ選手の汗は臭くなくて、運動しない人の汗はにおうとか、いいますし。

たしかに、暖房の効いたところでは汗をかくくらいです。
電車の中も暖房が利いていて、案の定、帰ってきて着物を脱いだら、薄い衿芯を入れてたのですが、水滴が見え、びっくりしたことがあります。

あしべ織りの肌襦袢()を着ていたので、大丈夫でしたけど、冬でも蒸れない夏用肌着のほうが良いのかしらなんて思ってしまいます。
洋服でも某メーカーの有名な冬用でなく、そのメーカーの夏用の肌着を着ている方もいらっしゃると聞きました。

水分だけならいいですけど、汗の成分が生地に残るとシミになります。
汗をかいたところに霧を吹くといいと書いてあるのを読んだこともありますけど、薄まるだけで、根本的にとれてはいませんよね。
何かに吸い取ってもらうとか、でないと、残るんじゃないでしょうか。

私の祖母は着物で暮らしていましたが、冬は綿ネルの裾よけ、昔だから腰巻って言ってたかな?を着てました。
私は、ちょうど白生地があったので、絹で作ろうとおもってました。

そのまえに、絹でステテコって、贅沢だけど良いかも?と思い、縫いました。(記事はこちら
和装の下着 ステテコ
左が正絹、右が麻楊柳

手で縫うもよし、ミシンで縫うもよし。
ミシンは早い!
レースゴムも縫い付けられますし。

「ミシンはつれるので、手縫いのほうがいい」っていうのをどこかで読んだことがあります。
確かに手縫いは縫い目がパン!としてないというか、縫い目の構造上、やわらかさがありますね。

そういう点で手縫いがいいというのはわかりますが、ミシンの調節さえうまくいってれば、つれたりはしませんから、「つれるので」というのはちょっと違うのでは?と思います。
ミシンを使いこなせていないのにつれるといわれては、ミシンの立つ瀬がありません。

絹のステテコの市販品もあるようです。

ステテコ 正絹 女性用 ステテコ シルク 100% ステテコ 白 M L 着物 和装

ほんとに寒いときはこちらも、活躍します。

ヒート+ふぃっと七分丈パンツ 女性用 春秋冬 東レ(ソフトサーモ糸) M/L【メール便なら送料無料】

積雪があったり、寒い気候のところで着物を着る方のブログもよく読みます。
東京あたりでは、上は涼しく、下は温かく、って感じが、いいのかな?と思います。

ところで、↑のてづくりの絹のステテコは、レースゴムを付けてみたんですが、肉厚の白生地を使って重かったせいもあり、思いの外ゆるくて、1回目はずり落ちてきて困りました。
お恥ずかしい話ですが、ウェストのくびれもなくおなかも出っ張ってるものですから、支えきれなかったのでしょう。

縫い直してからはよくなりました。

ただ、やっぱり、出っ張ってるおなかは、ステテコより裾よけがいいようです。
また、こんど、そんな話も。
11:29  |  kimono 針仕事  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019'08.29 (Thu)

リネンシーツのリメイク 二部式襦袢

先日はちょっと曇っていたので、今月初めて自転車で1kmほど先まで買いものに。
今月は一度も電車にも車にも乗ってないです。
つまり、徒歩の買いもの以外はずっと家にいるということ。

今年、夏着物は1度着たきりです。
また、単衣の季節になってしまいますね。

単衣は1回くらいは着られるかな?
単衣の季節と言っても、9月はいつも蒸し暑く、下には麻の長襦袢を着たいくらいですが、そうもいきません。
見えない部分だけでも麻にしたいと思いました。

10月もけっこう暑いから下手をすると袷の時期になっても、麻を下に着るかもしれないですね。
エアリズムを暖房の効いている冬にも着る人が多い、というのもうなずけます。

リサイクルで見つけた正絹の長襦袢を水洗いしました。
着丈が短いので、そのまま着るわけにいきません。
しかも、胸の部分に汗染みがあり、取れません。

ウェストで上下に切り離しました。
下は裾よけのように、ウェスト部分にはひんやりする加工のしてあるリネンを付けました。
ちょいと手間取りましたが、ひさびさに全部手縫いです。

正絹の長襦袢を二部式に

参考にした本はこちら。
名和好子のきもの遊び
最初に発行されてから25年、復刊から14年にもなりますが、いま、こうやって工夫して縫って着るという本は、あまり見かけないですね。

和裁として最初から縫うか、ちょっと留め付けるくらいで済ませる縫い物か、どちらかに分かれていて、自分で工夫して縫ってみるというこちらの本は、よく考えると貴重なんだなと、あらためて思いました。


幅が広くてただの紐より、安定してるし、補正にもなり、汗取りにもなります。

本のは晒、つまり綿でしたけど、私が使ったこれ、じつはリネンシーツでした。
写真をよくみるとわかるかと思いますが、端は三つ折りをほどいて縫い直しているので、ミシンの針の穴が残ってます。

このシーツは、今は売られてない「リネン100%キシリトールフラットシーツ」という商品です。
たしかに最初はひんやりしていましたが、あっけなく、擦れて真ん中に穴が開きました。

薄かったので、他にも着物で晒を使う部分に代わりに使っています。
衣紋(えもん)抜きにも使っていますよ。

何回も何回も洗ってますから、やわらかく、とてもいい感じです。

水色ですが、白の方がなにかといいかもしれません。
ま、見えない部分なので、全く問題ないです。

そういう点で、シーツがあって、真ん中が摩擦で破れてしまったら、こんなふうに使うのも、結構いいかも?というお話でした。

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21:55  |  kimono 針仕事  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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