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2017'02.02 (Thu)

うわっぱり

今日はフランス語の辞書片手に原稿書きです。
いつものように作り方説明の図も描きます。
わかりやすく、レイアウトも考えて。
袖口、やっぱり少し、汚れますね。

さて・・・

出版社の関係のパーティーに参りますと、お着物でいらっしゃる先生や、ワークショップなどのためでしょうか、上っぱりみたいなのを着てらっしゃる大御所の先生もいらっしゃいました。

それは秋口のことだったんですけど、寒い時期になりまして、べつに、着物でなくても、エプロン代わり、割烹着代わりに作務衣のような「うわっぱり」もいいなと思いました。
20年以上、冬は家では洋風の割烹着のようなエプロンをして何かしら作業をしていたのですが、さすがに20年も使い続けると袖口などが傷んできます。
(20年、修繕しながら、使い続けた私もえらい!)

で、また同じのを作るかというと、背中が寒いのが・・・。
かといって、かぶるタイプは髪が乱れるから私は好きでないのです。
ショートヘアにでもしたらよいんでしょうけど、長いのが好きなので。

まあ家で作業するときなのでなんでもいいんだけど、できればシルクがいいなあなんて思っていたところで、リサイクルで丈の短い道中着を見つけました。
なんとなく、義母も欲しいと言いそうな感じなので買ってみました。
正絹とのこと。
飛びついて買ってみたら、裏がポリエステルで、ミシンで縫われていたり、接着芯を使ったものでした。

表が絹で裏がポリエステルって、静電気起きやすいですよね。
中古というのもあって、気兼ねすることもなくはさみを取り出し、即、ポリエステルの裏地をはずしました。

ミシンで縫われていました。
仕立て方は和裁ではなく、洋裁のように縫い代が一定で和裁のように耳を使っていませんでした。
裏を取ってしまったので、ほつれます。

最初はレーヨンのバイアステープでくるもうかなどと悠長なことを考えておりましたが、ほどいたあとに、次の、次の、次の本の仕事の話が来ましたから、さっさと直してしまいたかったので、ロックミシンで始末。
ロックミシン糸もポリエステルですからね、そこは妥協したのです。

ホックが付いている広衿だったので、裏をはずしたら接着芯が丸見えに。
ですから、手縫いでくけて、バチ衿のようにしました。

それから、袖は四角のを「上っ張り」ですからね、船底型にしました。
いろいろ調べましたけど、作務衣だとまっすぐな筒袖というのが多いようですね。
船底袖なので、今日のお題は「うわっぱり」としました。
細め、広め、いろんな形があり、何となくこんなかなと切りました。
道中着→船底袖のうわっぱり
内側で結ぶ紐もポリエステル素材でしたから、この切り取った部分でひもも縫いました。

それと、洋裁の仕立て方だったからなかったけど、縫い直すとき袖から切り取った布で、縫い止まりに力布を付けました。
和裁の本でも載ってないこともあるけど、小千谷縮や長襦袢を直したとき、いい仕立てのはちゃんと付いているのですよね。
いいところはまねします。
あとは、絹の手縫い糸で手縫いをしました。

リサイクルということで、袖口に少し汚れも見えますので、これから洗います、絹ですけどね。
絹の作業着というと、何となく贅沢にも聞こえますが、リサイクルのものを縫い直して利用するわけですし、軽くて温かくて、よいかもしれません。

テーマ : 和文化あれこれ - ジャンル : 趣味・実用

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