fc2ブログ

All archives    Admin

06月≪ 2021年07月 ≫08月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031

2021'07.25 (Sun)

ピクトグラムとクロスステッチ

先日のオリンピックの開会式で一番面白い演出と思ったのが、ピクトグラムを被りものをした3人が表現するというもの。

ピクトグラムは前の東京オリンピックで作り出されたのだそうです。
前の東京オリンピックってまだ生まれてなかったから読んだり聞いたりしたことくらいしか知らないけど、ピクトグラムのことはピクトグラムのクロスステッチの本を調べていて知っていたので、興味がありました。

矢継ぎ早に表現していくって、相当練習もされたと思うし、その順番や方法を考えるのにすごく時間を費やしたのだろうと推察されます。

そういえば、本棚にピクトグラムの洋書があったなあと思い出しました。

過去に記事を書いてます。

Handbook of Pictorial Symbolsは眺めているだけでも楽しい本です。

160ページDover Publications 2011年11月17日Rudolf Modley:著英語以前、こちらの記事(★)のPictos, logos et autres tags au point de croixが出たちょっとあとに出た本です。Pictos, logos et autres tags au point de croixがとてもおもしろい本だったので、自分でもやってみたいと買ってみました。白黒のシルエットのようなデザインです。表紙からもわかるようにめくっているだけでもけっこう楽し
Handbook of Pictorial Symbols



Pictos, logos et autres tags au point de croixはクロスステッチの本。
日本語版も出ていました。

以前ご紹介した4冊、(★)発送済みのメールが来て今月の3日には着くはずが14日に着きました。今度はジャカルタに行ってた(★)様子もなかったのですが遅かったですね。この本ははだいぶ前に注文したんですよ。一緒に注文した↓の本がなかなか発行されなかったばかりにずいぶんと待たされ、その上、配送の何かでさらに遅くなりました。届いてみると思ったより小さくて厚い本でした。240ページもあります。だから、厚さ2.2㎝。紀...
Pictos, logos et autres tags au point de croix



Pictos, logos et autres tags au point de croix

テーマ : クロスステッチ - ジャンル : 趣味・実用

20:16  |  Books仏のクロスステッチ  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2021'07.20 (Tue)

グラフィック社さんのフランスのクロスステッチシリーズの重版:パリのビスコーニュのクロスステッチ

グラフィック社さんから出ている、フランスのクロスステッチのシリーズ。シリーズの途中からですが、日本語での作り方説明とチャートのチェックを担当しています。
グラフィック社さんのフランスのクロスステッチシリーズ8タイトルの重版



グラフィック社さんのクロスステッチシリーズ、全部で13冊あります。

今日、見たら、アマゾンでもやっと普通に注文できるようになっていました。

楽天ブックスは取り寄せという表示だったのが、刺しゅう部門10位以内にずらずらっとこのシリーズが並んだのを見て、みなさん、買いそびれていらしたのだなと思いました。
その後、勢いよく売れすぎて在庫なしになって、「取り寄せ」の表示に代わりました。

だから、重版するべきだ!って言ってたんですよ。
いい本はじわじわと長く売れるという証明でしょうか。

さて、こちらの本はこのシリーズに私が関わって2冊目の本でした。
パリのビスコーニュのクロスステッチ 記事はこちら

紀伊國屋書店→パリのビスコーニュのクロスステッチ

楽天ブックス→パリのビスコーニュのクロスステッチ [ オーレル ]
最初は、バックステッチ満載の図案もあって、最初からバーンと売れるかどうか、と、私は思っていたのですが、発売当初、人気でしたね。
ちょうど、ステッチャーさんの間でビスコーニュが流行ってた時期でした。
ピンクが基調の表紙。
フランスっぽい色合いと繊細なデザインでしたので、人気が出るのもわかりました。

いろいろ思い出があります。

日本語版では、スタジオで1日かけてビスコーニュを作る手順を撮影しました。
これには、アイーダをたくさん四角くステッチして用意し、かがるところから、組み立てていくところまで撮影しました。

のちに、ステッチイデーでも15面のビスコーニュをレッスンページで説明しました。
15面のを段階で準備しておくのって、四角を100枚以上縫っておかなくてはいけませんから、過去最大の手間がかかりました。

ですから、このときの2面を重ねるビスコーニュは、当時は大変と思ってやっていたけど、今思うと、それほどでもなかったと思います。
それだけ、15面のものは、段階標本を用意するのは手間がかかったってことです。

それから、原著のチャートの直しはかなりたくさんあって、ほぼどのページにも1つは必ずあるってくらい、見つけて、なんて大変なんだろうと、やはり、当時はそう思いました。
が、このあとに続くクロスステッチシリーズは、1ページに何個もあるのが、直さないページより多い、なんてのもありました。

この前の本では、ちょっと大きくした拡大出力紙でやって見落とした部分があったので、2冊目のこの本からはチャートをマックスまで大きくしたものをいただいて、地道に直していった記憶があります。

ところで、著者のデザインから、私がお手玉みたいにアレンジして刺した参考作品も載せてもらいました。
かわいい赤いボタンは、娘が小さいときワンピースに使ったものと同じでした。

展示に貸し出していたら、盗難にあいました。
だから、いまは手元にありません。
この本を見たら、その嫌なことを思い出してしまうんだけど、そんな恨む気持ちとかで私の頭の中の考える時間を奪われるのが嫌なので、まあ、そのページは見ないようにしてます。

代わりにみなさん、無漂白のリネンに渋めの赤で丁寧にバックステッチをたっぷりステッチしたビスコーニュ、ご覧になってくださいね。


あと、思い出に残っているのは、中にフランスの牛乳パックの蓋を利用したピンクッションみたいのがあるんですが、日本にはそれはないのです。
実際に作って大きさなど検証しなくては作り方の原稿が書けませんから、代わりのものを探しまくりました。

外国製のキャンディの缶とか化粧品の蓋、蓋つき飲み物もいろいろ買ってみました。
一番近いのが、ワンカップ焼酎のふたでした。
お酒は飲まないので、瓶の消毒なんかに使いました。
だから、いまだに、そのくらいの蓋を見かけると、つい、これどうかな?と考えるのです。

先日、当時見つけたスーパーのワンカップくらいの焼酎の売り場に行ってみました。
いろんな種類が増えていて、いまなら、これをお勧めします。
プラケースで、粉の調味料を分けて入れておくのにもいいですよ。
その時買った入れ物は、いまはくず粉が入れてあります。
長持ちしてますね、もったいないかあさんなんで・・・。

もったいないと言えば、先日も本屋さんに行ってみたんですが、刺しゅうの基礎本はいろいろ置かれているのに、わたしのはやっぱりおいてありませんでした。
基礎の本はいろいろありますが、当時、なかなか知りたいことが書いてある本がなかったので、編集者さんにお願いして、いろいろ入れて作っていただきました。

ほんとに最初に刺しゅうをしたときは、なんで、同じことを何種類も書いてるのと思うかもしれません。
編集者さんにもこれとこれとこれ、どう、使い分けるんですか?って聞かれたりもしました。
ステッチすることに慣れてくるといろんな疑問が出てきますので、そこも考えて執筆しました。

このビスコーニュの本もリネンにするクロスステッチなので、きっと参考になると思います。




紀伊國屋書店→はじめてでもきれいに刺せる刺しゅうの基礎

楽天ブックス→はじめてでもきれいに刺せる 刺しゅうの基礎 [ 安田 由美子 ]


テーマ : クロスステッチ - ジャンル : 趣味・実用

16:42  |  Books仏のクロスステッチ  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2021'07.13 (Tue)

グラフィック社さんのフランスのクロスステッチシリーズ8タイトルの重版:いよいよです

グラフィック社さんから出ている、フランスのクロスステッチのシリーズ。シリーズの途中からですが、日本語での作り方説明とチャートのチェックを担当しています。フランスの原著では間違いがあってもフランスの出版社のほうに質問も来ないそうなんですが、日本の出版社が日本語に直し同じ内容で発行すると問い合わせがくるそうです。探し出して見つけられるものは、フランスのほうに問い合わせてもらい、直せるところは直してから...
グラフィック社さんのフランスのクロスステッチシリーズ8タイトルの重版



お知らせです。

出版社のほうに印刷された本が届いたそうです。
近日中に本屋さんに届けられることでしょう。

新刊ではないですから、店頭に並ばなかったらいけないので、本屋さんに行って取り寄せもよいかと思います。

本屋さんでは、ただ受け取る取次だけみたいな取引だと、本屋さんはもうからないそうです。
本屋さんで注文して本屋さんで受け取るとやっと利益が出るので、よく利用しているあなたなら電話でもいいから、うちに注文してくださいって。

言われないと気付かずに取次会社のサイトで注文しちゃいますものね。
実店舗の本屋さんにはがんばってほしいです。

介護などで家から自由に出られないとか(←私)、本屋が近くになくなってしまった(←母)、という場合は、上に書いたことと矛盾してるかもしれませんが、ネットを利用するのも便利でしょう。

どちらにしても、お買い逃がしなきよう・・・。

スイーツのクロスステッチ from Paris 42種のモチーフでつくるかわいい小物と雑貨 大型本 – 2012/7/6 発売(

↑アマゾン

楽天ブックス→スイーツのクロスステッチfrom Paris

紀伊國屋書店→スイーツのクロスステッチ from Paris―42種のモチーフでつくるかわいい小物と雑貨

パリのアルファベットのクロスステッチ 380点のモチーフと小物の楽しいハーモニー 大型本 – 2013/8/6発売 (


フランスの庭とお花のクロスステッチ 250点のモチーフが織りなす四季の楽しみ 大型本 – 2014/4/7発売(


これ以降、私もこのシリーズに関わるようになりました。
パリのお店屋さんのクロスステッチ 記事はこちら


紀伊國屋書店→パリのお店屋さんのクロスステッチ - 480点のモチーフで楽しむお店めぐり

楽天ブックス→パリのお店屋さんのクロスステッチ [ ヴェロニク・アンジ...

パリのビスコーニュのクロスステッチ 記事はこちら

紀伊國屋書店→パリのビスコーニュのクロスステッチ

楽天ブックス→パリのビスコーニュのクロスステッチ [ オーレル ]

パリのアトリエで綴るクロスステッチ 記事はこちら


紀伊国屋書店→パリのアトリエで綴るクロスステッチ - 260点のモチーフで楽しむ季節の移ろい

楽天ブックス→パリのアトリエで綴るクロスステッチ [ ヴェロニク・アンジャンジェ ]

おとぎ話のクロスステッチ from Paris 記事はこちら
おとぎ話のクロスステッチ
紀伊國屋書店→おとぎ話のクロスステッチfromPari

楽天ブックス→おとぎ話のクロスステッチfrom Paris 270点のモチーフで楽しむノスタルジー [ ヴェロニク・アンジャンジェ ]

フランスのノエルでときめくクロスステッチ 記事はこちら
フランスのノエルでときめくクロスステッチ 表紙

紀伊國屋書店→フランスのノエルでときめくクロスステッチ - 250点のモチーフがかわいい魅惑の世界

楽天ブックス→フランスのノエルでときめくクロスステッチ 250点のモチーフがかわいい魅惑の世界 [ ヴェロニク・アンジャンジェ ]

以上8タイトルになります。


Veronique Engingeさんのようなデザインがリネンに上手に刺せるコツについてもこちらの本↓に書きました。
よろしかったら参考になさってください。

私の本は、大きくない本屋さんではおいてもらえてないようなので、一緒に注文してもらえたらいいな~と思っています。
ヴェロニクさんファンの私としては、読者の方がヴェロニクさんの本と私の本を2冊持ってレジに立つ姿を思い浮かべるだけでうれしいです。



紀伊國屋書店→はじめてでもきれいに刺せる刺しゅうの基礎

楽天ブックス→はじめてでもきれいに刺せる 刺しゅうの基礎 [ 安田 由美子 ]


テーマ : クロスステッチ - ジャンル : 趣味・実用

22:47  |  出版に関わった手芸本  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2021'07.12 (Mon)

グラフィック社さんのクロスステッチシリーズ:重版8タイトルから おとぎ話のクロスステッチ from Paris

グラフィック社さんから出ている、フランスのクロスステッチのシリーズ。
シリーズの途中からですが、日本語での作り方説明とチャートのチェックを担当しています。

重版をお知らせしたところ、みなさん待ちわびていらしたようで、日ごろ、このブログはコメントなどめったにつかないのですが、、Veronique Engingeさんのファンは多いようで、よかった~という声がこちらにも届いています。

再び販売される時期は担当者さんから連絡いただき次第、アップします。

さて、今日はこちらの本のお話。

おとぎ話のクロスステッチ from Paris 記事はこちら
おとぎ話のクロスステッチ
紀伊國屋書店→おとぎ話のクロスステッチfromPari

楽天ブックス→おとぎ話のクロスステッチfrom Paris 270点のモチーフで楽しむノスタルジー [ ヴェロニク・アンジャンジェ ]

英語版も出ていますが、チャートミスなども原著そのまま、直していないようでした。
日本語版は日本の読者の皆さんがデザイナーさんの意図の通りに刺したいという願望を理解して、見つけられたチャートのミスなどは直してから本にしています。


こちらの本は次に出るのは3刷になります。

『パリのアトリエで綴るクロスステッチ』は、2刷、つまり、一度も重版されてなかったですから、近頃になって人気沸騰!
こちら『おとぎ話のクロスステッチ』は早々重版されていたので、最初からみなさん気に入って買われたのだと思います。

やっぱり、『パリのアトリエで綴るクロスステッチ』には大人かわいい雰囲気と、少々レベル高いかなという印象があったのではないでしょうか。
『おとぎ話のクロスステッチ」のほうは、子どもが見ても楽しそうな、刺しゅうデザインとしてもすてきな、、そして、大きな作品もあるけどモチーフとしてばらばらにしても使えるような使い勝手の良さ、つまり初心者でもできそうかなという印象がありますね。

ヴェロニクさんの図案はどうやってできるか、フランス展で来日されたとき原画も展示されてましたが、ステキな水彩画がもとになっています。
この『おとぎ話のクロスステッチ』には、ウサギとカメの水彩画の写真が載ってます。
これをクロスステッチで表現するのかと思うだけで、モチベーションあがりますよね。

フランスの昔話、おとぎ話ということで、知らないのもあるかもしれないですが、解説もついていて元のお話を読みたくなります。
そういえば、むかし「まんが世界昔ばなし」というアニメの番組がありましたね。

あれもよかったけど、子どものころにVeronique Engingeさんの絵のおとぎ話に会えていたら、私ももうちょっと良い性格になれていたのではないかと思いました。
ヴェロニクさんの絵は見ているだけで心が温かくなりますから。


ところで、この『おとぎ話のクロスステッチ』のお仕事が終わって休む間もなく執筆が始まったのが、こちらの「はじめてでもきれいに刺せる刺しゅうの基礎」です。

Veronique Engingeさんのクロスステッチをこよなく愛する一人として、クロスステッチについて書くなら、Veronique Engingeさんのデザインの特徴である、クロスステッチ用リネンに刺すこと、効果的に使われているバックステッチ、それらきれいに刺すコツも載せるべきだと思いました。

実際、手芸店ではアイーダに比べればクロスステッチ用リネンはあまり売れないと言われてます。
リネンへの刺し方を載せたところで、アイーダを刺しているときには気づかないリネンの難しさとかわかってくださる方は少ないと思いました。

それでも、力を入れて原稿を書きましたら、クロスステッチのページを予定よりも増やしていただけて、いろいろ載せることができました。

発売から3年半たって、実店舗の本屋さんで見かけることもなくなり、もともと本屋さんでしか買えず、手芸屋さんでは販売されない本なので、ネットでしか見かけませんが、参考にしていただければうれしいです。

刺しゅうの基礎
紙書籍版と電子書籍版


紀伊國屋書店→はじめてでもきれいに刺せる刺しゅうの基礎
電子書籍はじめてでもきれいに刺せる 刺しゅうの基礎 - 本編

楽天ブックス→はじめてでもきれいに刺せる 刺しゅうの基礎 [ 安田 由美子 ]
はじめてでもきれいに刺せる 刺しゅうの基礎【電子書籍】[ 安田由美子 ]

セブンネットショッピングはじめてでもきれいに刺せる刺しゅうの基礎 

テーマ : クロスステッチ - ジャンル : 趣味・実用

11:06  |  出版に関わった手芸本  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2021'07.10 (Sat)

グラフィック社さんのクロスステッチシリーズ:重版8タイトルから フランスのノエルでときめくクロスステッチ

意外と反響が大きかったグラフィック社さんのクロスステッチシリーズの重版のニュース。
まだ印刷してるところでしょうからいつ頃店頭に並ぶかわかりませんが、連絡いただくはずなのでその時はまたお知らせします。
まだ手にしていない方は楽しみですね。

インスタグラムのほうでも、問い合わせされたとおっしゃる方からコメントいただきました。

とにかく、いまの時代、本はじわじわ売るのでは出版社も立ち行かないのでしょう、次々に新しい本が出ます。
新しい本が出れば、書店においてもらえるのは新しい方です。
クロスステッチ本というマイナーな部類の本で出だしから売れなければ、当然、重版はしないでしょう。

1980円の本が1万5千円でネットで取引されるって、本を作った会社も著者も読者も損ですよ。
いいと思った本は買う!のがいいですね。

さて、ステッチイデーのほうも一段落したところで、それそれの本の良さをもう一度「語ろう」と思います。
昨日は一番高くなっちゃった「パリのアトリエで綴るクロスステッチ」をご紹介しました。

今日は、時期としては、夏に買っていただくのがいいと思ってる、こちらの本。

フランスのノエルでときめくクロスステッチ 記事はこちら
フランスのノエルでときめくクロスステッチ 表紙

紀伊國屋書店→フランスのノエルでときめくクロスステッチ - 250点のモチーフがかわいい魅惑の世界

楽天ブックス→フランスのノエルでときめくクロスステッチ 250点のモチーフがかわいい魅惑の世界 [ ヴェロニク・アンジャンジェ ]

こちらの本、なぜ夏に買うといいかというと、夏あたりからデザインを決めておいて、秋になって手が汗ばんだりしなくなったら刺し始めると、クリスマスを待ちわびつつ刺せ、なおかつ秋の終わりには出来上がってクリスマスまでの間に飾っておけるから。

これが、秋の終わりからだとやっぱり遅くて間に合わなかった~となることもあるのですよね。

こういう本が出ると、フランスのクロスステッチ雑誌の中でも紹介されたりします。
チャート一つがまるごと載ってたりして。

でも、よく考えるとその雑誌のお値段、11月号あたりでクリスマス特集、となると、単行本のほうを夏から秋のうちに買う方が、お得で、スケジュールとしてもよろしいとおもいます。

書店ではこのようなクリスマスっぽいものは、いくら刺しゅうという分野であっても季節が違うから並べないみたいですね。

先輩ステッチャーさんのブログやインスタを見ても、やはり夏ぐらいから大作を始める方がいらっしゃって、なんて計画的なのだろうと思ってました。
案の定、秋から始めた私は、結局完成させたのは翌年で、無計画だったと反省したのでした。

もちろん、小さいモチーフもたくさん載ってますから、冬になってからそれを刺し始めてもクリスマスには間に合います。
でも、ある程度大きいのは早めに始めるのがいいですね。

アドベントカレンダーみたいな作品もありますし、各ページモチーフの組み合わせで1ページになってるところも多いです。
表紙や裏表紙だけ見て、大作ばかりかと思わないで、初心者の方にはバックステッチのないようなものを選んで挑戦していただきたいです。

この本のいいところは、上に書いたこの本からのデザインが載ってた雑誌、ちょうど私も買って確認したのですが、フランスの原著で間違ってたところがそのまま、載ってました。

たしかそのデザインは1作品の中で10か所以上直したと記憶しているのですけど、後から出た雑誌なのにどれ一つとして直してなかったんですよね。
それに、この本ではありませんが、原著フランス語で、英語版の単行本が出ているものもチェックしたのですが、やっぱり直してなかったです。

日本の読者さんはほんとに刺してみるから、間違っていると困るので、出版社では一生懸命直してから日本語版を作ってます。
海外ではハードカバーの本を飾る、眺めるだけだから、チャートが間違ってても、苦情も来ないし、訂正もないと聞きました。
私が思うには、海外の方は自分で考えて適当にでも完成させる、日本の方は、デザイナーさんの意図に忠実に再現したいからじゃないかなとおもってます。

巻末はおまけとして、冬つながりでそれぞれ、「ロシア」「スカンジナビア」「森」をテーマにした3冊の冊子からの抜粋のモチーフが載ってます。
小さいモチーフで使い勝手が良いかと思います。

MANGO社のシリーズ冊子なので、実際に刺した写真がないものが多いです。
実物写真がないと雰囲気がわからないというようなご意見をいただきますが、もともとないのです。

日本語版のために新しくステッチすれば、このお値段で読者にお届けできなくなります。
洋書をよく知ってて、わかってらっしゃる方はわかってらっしゃるんですけどね。

そして、この本でもこの目数のデザインをこの大きさのリネン、あるいはアイーダに刺すと、出来上がりは何cm、という、私がエクセルで作った表、付いてます。


毎回書いていますが、このシリーズ、初心者向きというより、中級者向けのデザインが多いです。
使ってあるのはほとんどがクロスステッチ用リネンです。
アイーダと違って目が粗かったり、織り糸2本を一目とするところなど、リネンへの刺し方には少しコツがあります。

私はリネンに刺しゅうする方が好きなので、自分の本↓でもクロスステッチ用リネンへの刺し方をいろいろ載せてます。

Veronique Engingeさんのデザインはバックステッチが少し入ってデザインが引き立つものも多いです。
そんな技法にも対応できるように「はじめてでもきれいに刺せる刺しゅうの基礎」を書きましたので、このシリーズを刺すときには参考にしていただけると嬉しいです。

2017年発売ですから新刊に押されて書店にはおいてもらえてないようです。
本屋さんだけで手芸屋さんには並ばない本です。
ネットの書店では今週は在庫あるようです。



紀伊國屋書店→はじめてでもきれいに刺せる刺しゅうの基礎

楽天ブックス→はじめてでもきれいに刺せる 刺しゅうの基礎 [ 安田 由美子 ]

テーマ : クロスステッチ - ジャンル : 趣味・実用

11:03  |  出版に関わった手芸本  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2021'07.09 (Fri)

グラフィック社さんのクロスステッチシリーズ:重版8タイトルからパリのアトリエで綴るクロスステッチ

重版のお知らせは、とんでもなく高いお値段になっているのを買おうかどうしようかと迷っていた方のお役に立てたようです。
ただ今印刷中ですので、もう少しお待ちくださいね。

8タイトルもあったらどれから先に販売されるのか気になっちゃいますね。
一度に入荷するんでしょうか。
欲しい皆さんが正規の値段で買えるといいですね。

グラフィック社さんから出ている、フランスのクロスステッチのシリーズ、途中から、日本語での作り方説明とチャートのチェックを担当しています。

この中で、今、一番高くなってしまっている本はこちらです。

パリのアトリエで綴るクロスステッチ 記事はこちら


紀伊国屋書店→パリのアトリエで綴るクロスステッチ - 260点のモチーフで楽しむ季節の移ろい

楽天ブックス→パリのアトリエで綴るクロスステッチ [ ヴェロニク・アンジャンジェ ]

この本の仕事が一段落してから実際に刺して作ってみたのがこちら。
パリのアトリエで綴るクロスステッチ 260点のモチーフで楽しむ季節の移ろい~

これ一つとっても素敵なデザインですね。
この本、1冊の洋書と、もう1冊の洋書からの抜粋でできています。

そして、このデザインからもわかるように、小さなモチーフの集まりもありますが、表紙のような大きい作品もあり、それぞれ、初心者にはちょっと難しいかなというのがあります。

だからこそ、発売当初はすぐにバンバン売れるというものではなかったんだとおもいます。
ちょっとだけクロスステッチをしてみたいって思ってる人だと買わないけど、ちょっと慣れてきたなと思った頃には買いたくなると思うんです。

そうやって、発売から1年くらいでバーンと売れなかったからか、重版にはなりませんでした。

と言ってるうちに、クロスステッチが上手になってきて、この本の良さがわかった人が欲しいと思ったときは1万円を超え、しかも、皆さんそんなに手放さないから、高くなっちゃったんでしょうね。


ほんとにどのページを見てもヴェロニクさんらしくとても素敵なデザインです。

このシリーズ、初心者向きというより、中級者向けのデザインが多く、使ってあるのはほとんどがクロスステッチ用リネンです。
リネンへの刺し方には少しコツがあります。

リネンにどう刺せば、きれいに仕上がるか、
バックステッチのところはチャートの表示がこうなっている場合、実際にはどう刺せばいいか、
一つ一つの×をふっくらした目にするはどうしたらいいか、
裏を縦で揃えるにはどうするか、
そもそも縦にそろえる必要があるのか、
クロスステッチの場合の裏の始末は?最初は?終わりは?
などなど私の本↓に書いたことはこのシリーズのようなちょっと難しいデザインを刺すのに役に立つはずです。

だから、一緒にお手元に置いていただけると嬉しいです。
ぜひ参考になさって、リネン地のすてきな作品に仕上げていただきたいと思います。



紀伊國屋書店→はじめてでもきれいに刺せる刺しゅうの基礎

楽天ブックス→はじめてでもきれいに刺せる 刺しゅうの基礎 [ 安田 由美子 ]

テーマ : クロスステッチ - ジャンル : 趣味・実用

21:46  |  出版に関わった手芸本  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | HOME |