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2011'08.25 (Thu)

三つ巻き押さえ

これまた突然ですが、
ア・トリエ みしん さんからのご質問です。

(準備の都合上、質問いただいた順番には記事に出来なくて申し訳ありません)

「薄物(ボイルやガーゼ)の端の始末についてお聞きしたいのですが、
先日ボイルでスカーフを作った際に ミシンの付属品の三巻を使ってみました。
けれど最初の3センチ位は巻いてくれませんし、縫い代の幅も安定しません。
これも練習なのでしょうが 結局三つ折りして普通にミシンをかけました。
でも市販のハンカチのような細くは仕上がりませんでした。
きれいに仕上がる端の始末の方法ってありますか?」

私の場合、今はあまり出番がないのですが。
三つ巻き押さえ一番右は普通の押さえ
こういう三つ巻き具をヘマーといいます。

この三つ巻き押さえくらいだとワイシャツの裾などによく使います。

ハンカチはまたちょっと違う押さえを使っていると思います。

クローゼットにあるシャツの裾を見たら、
これで縫ったと思われるのは5㎜と7㎜の幅のようです。


ところで、三つ巻き押さえ、
2年生の学生を教えてたときだったか、
薄物で標本作ってました。

標本ていうのはうちの学校では授業などでお手本にする
「副担任が縫ってのちのち資料室に納められる
完璧に縫わなきゃいけない服」のことです。

三つ巻き縫いもありましたが、
もっと上等な仕立てということで、
手縫いで撚りぐけを延々としたり…

今でも好きですけど撚りぐけとかの手縫いでっていわれる方が
時間はかかるけど仕上がりもやわらかく上等で好きでした。

コツは練習あるのみ…といったらいじわるですね。

でも練習すればだんだん上手になっていくと思います。

そういう私もあまり得意でないので
写真をお見せするのもどうかと思いましたが、
写真がないとよくわからないと思ったので撮りました。

【More・・・】

まず、三つ巻き押さえについて。

幅はいろいろありますが、私のは3㎜ほどのです。

そのミシン専用だったりすることもあるので
付属品だったらよいのですが、
別に買う場合は信用できるお店の方によく相談に乗ってもらってください。



今日はちょっとほつれやすい生地を使っています。

そしてこのプリント、布がゆがんでる上にプリントされてます。

だから、布目に合わせて切ると
プリントの四角がゆがんじゃうので、
不本意ながらプリントの柄に合わせて切っています。

そのため、端は布目が斜めだったりします。

プリントがこういう柄でなければ
真四角のものを縫う場合は
布目に合わせて直角に切ってくださいね。

そうそう、三つ巻押さえはもちろんカーブにも使えます。

(一番下の動画のは裾のカーブです)


さて、縫いましょう。

最初がうまく三つ折りにならないとのことですが、
それはやっぱり巻き込む部分から針までの距離が少しあるので
最初のところは幅に合わせて三つ折りにしておきます。
三つ巻き押さえ

この押さえ金を使うと布をぐるりと巻き込んでいくのですが、
最初はこの巻き込んでいく部分に布の端をセットします。

手だけでも大丈夫ですが、
うまく入らないなあと思ったら、
目打ちを使って最初の形に持っていってくださいね。

三つ巻き押さえ

そこさえできればあとは普通に縫うだけなんですが、
ここでは右手または左手で少し布を持ち上げるような
左に向けて捻るような
そんな感じで布を持ちます。

こんな感じで出てきます。
三つ巻き押さえ

おやおや?

最初に折ったのがほんの少し太かったか?

三つ巻き押さえ

端までいったらそのまま端までいって
いったん糸を切ってもよいですが、
今日は角を続けて縫いましょう。

角が近づいてきたら、ぐるりと巻き込む部分から布をはずします。

三つ巻き押さえ

それから、普通の押さえ金のように端まで縫って
三つ巻き押さえ
三つ巻き押さえ

90度方向転換。

少し進んだところで、また巻き込む部分に布をいれて
同じように縫っていきます。
三つ巻き押さえ
三つ巻き押さえ

まっすぐの部分はこんなです。
三つ巻き押さえ
表はこんな。
三巻き押さえ



検索してたら、こんなページもありましたよ。

三巻縫いのコツ。

さらに使いやすいこんなお高いものも。



そして極めつけがこの動画。

私はこんな風にできないから感動ものです。

熟練のわざ。

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テーマ : ソーイング - ジャンル : 趣味・実用

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Comment

ありがとうございます

さっそく取り上げていただいてありがとうございます
左手の布リードと目打ちで巻き込むのがコツでしょうか。練習してみてぜひ三巻をクリアしたいとおもいます。先生の針目のきれいなこと!あれを目指します。

残り布があるといつも四角いバンダナにしたくなるわたし、縫い代がゴッツイのが悩みでした(笑)角の縫い方参考になります。

ストールなどは面倒がらずに手でまきぐけする方がしなやかに出来上がるのですね。

それにしても熟練さんの動画にはびっくりです。息止めて見入ってしまいました。縫いしろのところは返し縫いも、そして目打ちの代わりに 糸切りばさみでしたね。
ア・トリエ みしん | 2011年08月25日(木) URL | コメント編集

ア・トリエ みしん さん♪

慣れというしかないんでしょうね。慣れてない人間が言ってもしょうがないですね。
私もまた何かの時に練習したいと思います。
やわらかくしたいとき撚りぐけなどにしますが、あまり手縫いがおっくうというわけでもないのでちょうどいいです。
ミシンの技術もないですし、手でやった方がほどかなくてはいけないようなこともなくてよいんですよ。

袖の動画では小ばさみを持っていましたが、目打ちの人、マイナスドライバーを使う人もいますよ。
もったいないかあさん | 2011年08月26日(金) URL | コメント編集

ラッパ

ラッパって細いものになると結構お高いんですね。昔工場さんとやり取りしていると、工場から電話がかかってきて5mmのラッパがないから、もう少し太くさせてもらえないとか、よくありました。工場によって、ある備品やミシンが違うのでその工場でできるやり方で仕様変更してやってもらうことが結構ありましたよ。
mihoppe | 2011年08月31日(水) URL | コメント編集

mihoppe さん♪

ミシンの種類も、アタッチメントの種類もものすごくたくさんありますね。
この記事を書くのにクローゼットをのぞいてみたら、三つ巻ラッパ使用と思われるのが5㎜、7㎜とありました。
検索したら、3,4,5,6,7ミリとあるんですね。
段差を縫えるのが欲しいけどうちで使う頻度から考えたらちょっと高いです~。
もったいないかあさん | 2011年08月31日(水) URL | コメント編集

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