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2011'08.30 (Tue)

流しまつり、実は逆

いま、3本分の紳士物スラックスの丈つめをしています。

股上も股下もちょっとずつ長いということで
ウェストでも裾でも直すことにして
どちらもほどいてから縫い直し。

乗り気でないものだから、あまり進まないのです。

だいたい、縫うのは好きだけど
ほどくのが嫌いだから、そういうことになります。

ほどくのが好きって方はいらっしゃるでしょうか?


あ、そうそう、
テープで裾上げしちゃうの、
あれもなんか嫌いなんですよね。

たしかに手軽なんだけどちょっと硬さが出て
自然じゃないっていうか
なんでかよくわからないけど、感覚的に、ん~。

手縫いが好きだから?

すくいミシンも好きですけどね、
今はないし。

そんなこんなで、裾のまつり縫いについて…

こういうとき使うのは「奥を流しまつり」する方法。

これ↓実は逆なんです…
流しまつり(逆)クリックで拡大
普通のやり方はこちら

【More・・・】

奥を流しまつりクリックで拡大


以前、紳士物の裾上げについて
ホームページで紹介していたと思うのですが、
そのホームページも昨日消滅しました。

その記事を読んだ方なら
靴が当たって傷む部分に布を当てる「靴ずれ」と、
そのやり方もご覧になったと思います。






私が習ったものと教えていたのと
標本づくりで使ったやり方はいわゆる普通のやり方で、
教科書にも載ってるやり方です。

ズボンの裏を表に返してロックミシンの部分を
下に折って、奥を流しまつりというのが普通です。


今日はそうじゃない方のやり方で。


なぜなら、そのほうが楽だから。(あくまでも私の感想)

きれいにできるような気もしますしね。

だから、教科書通りに教えなくてはいけないときは
教科書のやり方、
自分のをやるときは自分のやり方でずっとやってます。


これに気づいたのは
教科書からしてみれば、間違った持ち方をしてから始めてしまったため。

でも、それが意外とやりやすくて
以後、そうしてるんです。

教科書とは違うから
学生にも教えませんでしたが、
折り山をすくうのは
すくう量が少なくできてるようで
縫い目が表にひびきにくい気がします。



脇縫い目をほどいて裾の縫い代の脇縫い目を縫い直したら
裁ち端にはロックミシンをかけておきます。

この写真のように軽くしつけをかけたら
裾上げ
まつる位置を布の裏側が山になるように
上の写真のように折ります。

普通のやり方で折り上げている部分を
ズボンの内側に折り込み
持ち方を逆にするとよいようです。



やりやすいかもしれないし、
やっぱり普通の方がいいかもしれませんが
本には普通のまつり方しか載ってないと思うので
こんなやり方でも同じようにできるよということで書いてみました。


まあ、どちらでも
きれいに仕上げるポイントは同じ。

そのうちのの一つは
織り糸をたくさんすくわないこと。

上2枚目の写真をクリックしていただくと、
針が布の織り糸をどのくらいすくっているかわかるかと思います。

表からはできるだけ見えない程度すくうのが
きれいに仕上げるコツです。

(ロックミシンのかかっている縫い代の方はある程度すくっても平気です)




ズボンのウェストはだいたい直したけど、まだあと2本。

紳士物の「ウェストの幅」は直すのが楽なようにできてるんだけど
「丈」となると、ベルト通しもはずしたり
ベルト布をいったんはずすとか
ちょっとめんどくさいように思います。

スラックスの裾に向かっての傾斜のために
縫い代の方の傾斜も直すとか。

裾も靴に当たる部分に布を当てるのが
これまたちょっとめんどくさいけど。

でもやっぱり、
ほどくのが一番めんどくさいなって思うんですよね~。
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Comment

解くのも好きです♪

お直しのパートを始めて、巾出しをして、靴擦れをつけて…
シングル上げ、ダブル上げ、モーニング、と色々と教えていただいて
早く綺麗に丁寧に仕上げる練習中です。

ミシンでまつり縫いしてある物なら、最初の輪っかから上手く糸を外して引くと、ツーっと綺麗に解けるので
まつり縫いしてあるズボンとチェーンステッチがしてあるジーンズを解くのは大好きです(笑

ただ…実は手まつりの仕方を知らないので、とても参考になります!
おかゆ | 2011年08月30日(火) URL | コメント編集

おかゆさん♪

> お直しのパートを始めて、巾出しをして、靴擦れをつけて…
すごいですね。
お直しって最初から作るよりむずかしいこともありますよね。

すくいミシンで裾上げしたものはたしかに楽にほどけますが、ベルトはずすのとか、裾の縫い代の傾斜を直すのは3枚ともということになると楽しくはないんです…。

手でまつらないということはすくいミシンをお持ちなのでしょうか。
教員仲間で準備室に置いておきたいね、って話してたのを思い出しました。
どんなに長い距離でも標本は手でまつっていましたから。
もったいないかあさん | 2011年08月30日(火) URL | コメント編集

いつも教科書代わりに

はじめまして。
独学で洋裁を初めて2年程のゆひです。
ネットで調べ物をすると必ずもったいないかあさんのページに当たりますので、今や教科書のような存在のブログとして、拝見しています。

今回は擦り切れた主人のスラックスの良い直し方がないものかと調べていたらここへやはりたどり着きました 笑。

↑にある、消えてしまった裾上げの記事、またなにかの機会に掲載するご予定はありませんか?是非読んでみたかったのですが…

もったいないかあさんのブログを読むと、「もったいない」の思いだけでなく身の回りのモノを慈しみ大事に使う思いがすごく伝わります。
思い入れがあるからこそのこれらのたくさんの記事が生まれているんだなぁと。

長くなりました、これからも活用させて頂きます。
わたしも腱鞘炎持ちです。手首お大事になさってくださいね。
ゆひ | 2014年08月23日(土) URL | コメント編集

Re: いつも教科書代わりに

コメントありがとうございます。
スラックスがすり切れたということは、靴で擦れてしまう部分のカバー布「靴ずれ」が付いてなかったのか、上手に付けられてなかったのかもしれませんね。
靴ずれは同じ布(共布)でなくても、いいので他のスラックスの残り布でもいいので似た色で付けておくといいですよ。
すり切れ具合にもよりますが裾上げしてあるすくいミシン(ミシンのまつり縫いみたいの)をほどいて接着芯などで補強してから擦れている部分が隠れるように折り上げて(数ミリスラックス丈が短くなりますが)まつり、靴ずれを付ければ大丈夫かと思います。
上手に直るといいですね。
もったいないかあさん | 2014年08月25日(月) URL | コメント編集

おっしゃるとおり・・・!

シングルの靴ずれなしのタイプです。
接着芯もスラックスの色に合ったものがあります!ありがとうございます、がんばってみます。
ゆひ | 2014年08月31日(日) URL | コメント編集

ゆひさん♪

布がなかったら別布でもいいから靴ずれは付けておいた方がいいですね。
もったいないかあさん | 2014年09月01日(月) URL | コメント編集

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