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2008'04.05 (Sat)

刺繍のはさみ(2)

前回のはさみの話です。
刺繍ばさみ
ちょっと前にコウノトリの刺繍のはさみを買いました。

刺繍に使うはさみは本来別の用途のも含めてこれだけになりました。

にぎりバサミ 長刃 ・短刃

DMCクジャクモチーフ はさみ

Solingen ・Momopol 刺繍はさみ小

フランス製 化粧バサミ

Solingen・Zwillings キューティクルシザー(化粧鋏)

越前屋特製 ソリ刃タイプ はさみ

クロバー・カットワークハサミ

Solingen・Zwillings 布用ハサミ

今日は糸やカットワークの際に切るはさみについて
書いてみたいと思います。…今日もちょっと長いです。

【More・・・】

基本的に実用性重視で、
何のための道具であるかでなく、
化粧バサミのように目的とは違っていても
とにかく使いやすい道具を選んで使っています。

まずは握り鋏。

洋の刺繍にも日本刺繍にももちろん洋裁にも
ずっとこちらを使ってやっていました。
リボン刺繍でもカットワークでさえも…。

学校に勤めていたとき、このにぎりバサミのできる工程が展示してありました。
日本の技だなと思いました。

一つの鉄の塊の両端に刃をつけて
それをぐいっと曲げて、はさみにする…。

和ばさみとは言うけれど、
海外でもそういうはさみはあったものの
Uの形で残ったものは日本くらいだったとか。

詳しい話は和鋏のサイトでお読みください。

刺繍の洋書ではクロスする形の握りバサミを見かけることもあります。

にぎりバサミのよいところは
手の先指の先のような感覚で扱えるところかなと思っています。


なぜか、100円ショップでもにぎりばさみは売られていますが、
ほんとに手が疲れずに先がよく切れるのは
せめて2000円よりは上かな?とおもいます。

Uのうち、全体が金属でなくて
プラスチックの柄に金属の刃が取り付けてあるものもありますが
使い続けるうちに刃がきちんとかみ合わなくなるものもありました。

娘に裁縫道具を買い揃えてやるのにいろいろ探しましたが、
高すぎず、でも切りやすいものをと
有名メーカーのを一つ買ってみましたが、
刃の部分はいいものの、にぎる感じが…でした。

ステンレスの刃はさびなくていいかもしれませんが
握った感じがかたいものもあり、たくさんの作業では疲れます。

自動糸切りのないミシンの場合、結構この握りばさみは使いますから、
楽に使えるかどうかは重要だと思います。



選ぶ基準は持てるなら、持ってみること。
先が1点で重なること。
薄い絹みたいのが切らせてもらえるなら切ってみるとよいですね。

ちなみに私がすごく切れるのといってはさみを見せたら、
紙で試した人がいて、
もちろん、私は…おとなげなく憤慨しました…。



布切りバサミなんかは日本のよいものはほんとに世界に誇れるもので、
フランスのデザイナーやパタンナーさんはお土産に買っていくと聞きました。

日本のはさみはえらい!

鋏とは違いますが、私の使っているSUWADAの爪切りも



SUWADA(スワダ) クラシック ニッパー式爪切 ブラックというのでして
世界一と言わしめる切れ味で、
やはり日本も刃物の国なのだなと思います。

ちなみに上の写真の握りバサミは
関西と関東、で長い刃の物を好むか、短いほうを好むかの違いのようです。

皆さんはどちらをお持ちでしょうか。

近頃は短いのが多いのでしょうか。



孔雀のデザインのハサミ。
カットワークとかにと思って買いましたが
先がちょっとだけ丸いです。
クジャク模様 手芸ハサミ
切れ味は、値段のわりにはよく切れる気がします。

柄がおしゃれでも切れないのでは困りますけど
これはいいですね。




そしてこのたび、思い切って買ったのは
先の尖った、とにかく、織り糸1本が切りやすいコウノトリのものです。

うっかりすると壊れてしまうのではと思うくらい先が細いです。
切れ味もよいです。

さすがに国産の鋏ではこれ程尖ったものを見かけたことがなく、
たまたま見つけたとき、
これは私が買うのを待っていたに違いないと思ったほどでした。

(なんか、いつもこう言い訳して買っているような気もします)

日本刺繍ではこんなに尖った先のはさみを必要とする技法はないのでしょうが、
(あるかもしれませんが)
あったら、こういうにぎりバサミも生まれたのかな?なんて
このはさみをながめていると思います。

じつは、先の尖ってない
たぶん日本製の鶴のはさみを持っていたのですが、
いつの間にか見当たらなくなりました。

持ち歩くこともあったせいか、どうしても見つかりません。
それで、欲しいと思っていたのです。

この形、
日本製は鶴、外国製はコウノトリってことなんでしょうか。

外国製でも鶴の刺繍バサミってことで売ってますが、
やはり、どうも、こうのとりらしいです。

今回、同じSolingenのDovoの
同じくらいの刃渡りの刺繍バサミと比べてから買ったのですが、
こちらのほうが先が細かったです。



ドイツで買うといくらくらいなんだろうと検索してみました

ゾーリンゲンと一口に言ってもメーカーはいろいろあるようで
このメーカーのこのハサミを日本で買うと6300円(税込)

ドイツでは8,60 EUR …
めちゃめちゃ安いじゃない…

たしかドイツのシラルガンを買ったときも
お鍋が2万円くらいしたのですが、
ドイツ在住の方からこちらでは3分の1か4分の1で買えますといわれました。


逆に、日本のSUWADAの爪切りは
世界一切れるといってもいいくらいといって売ってたイギリスの店では
1万円くらいで、
日本で買うと3200円くらいのはず…。


左の青い柄のカットワーク用の鋏も日本では1500~1700円程度なのに
フランス語で書いてあるサイトで見つけたのは26.2ユーロでした。

あまり金額を書くのも上品ではないですが、
わかりやすいように書き出してみました。

輸出、輸入、それぞれ高くなるものなんですね。

できれば、国内のでいい品物を買うのがベストでしょうね。



そして、フランス製という以外のことはわからない
刃先の細いハサミ。

コウノトリのハサミが手に入ったことで本来の仕事、
化粧バサミに戻るかも。


クロスステッチに一番使っているのは、こちらのブログではおなじみ、
甘皮切り。

記事はこちら
(たぶんこれ)
切れ味するどく、持つところの感じも滑らかで
先もかなりとがっていてステッチに一目ずつ差し込んで切れるほどです。

糸を切っても反り具合がよく、生地を傷めません。

シンプルでシャープな、そしてソフトな持ち加減。

さすがSolingen・Zwillings !


その隣が
そのあと買った、国産、職人さんが作る反り刃刺繍バサミ。

こちら、切れ味よく、しっかりした感じのはさみです。
とても安定した使い心地で使いいいものです。

ただ、持ったときは上のに比べて持ったところの角が
指に当たる感じです。

上のは角が取ってあって丸いですから。

それと、先は上ほど尖っていません。

でも、化粧バサミは毛を切るものですから、
ほんのわずかな力で切るもの、
こちらは糸を切るのを目的としていて、
だから安定がいいのだと思います。



一番左の二つはカットワークなどに。

長年使っているせいか、
青いほうは先がいまひとつ、スパッと切れなくなってきた気がします。

先の細いハサミが手に入ってからは
あまり出番がなくなっています。



黒いほうは布はよく切れますが、
細かい作業は無理なので、他と合わせて使います。

(画像を探していたら左利き用を発見!)


これらを、知らない人が見れば
みんな同じよう…といいそうですが、
それぞれ、使い勝手は違います。


布切りバサミの話はまたの機会に…。

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Comment

いつも面白いブログを楽しみに拝見しています!今後も応援してます(^O^)/
表参道の美容室からメッセージ | 2011年02月20日(日) URL | コメント編集

Re: タイトルなし

> いつも面白いブログを楽しみに拝見しています!今後も応援してます(^O^)/

こちらもはさみつながりでしょうか…
もったいないかあさん | 2011年02月20日(日) URL | コメント編集

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