もったいないかあさんのお針仕事
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2016'06.11 (Sat)
パリのアトリエで綴るクロスステッチ ページの組み立ての工夫

このシリーズの本も8冊目。
8冊並んだ時にいい眺めになるように、本の大きさ、厚さ、背表紙も統一感があります。
今回は薄紫ですね。
編集者さんは毎回、読者さんが見やすい工夫をされます。
そのうちの一つが、実際に刺したものの写真とチャートを見開きで一度に見られるように並べていることです。
実際の色がどうか、写真を見てチェックしたくなることは多いです。
今回の本のもとになった本は前半に実物の写真があって、後ろのほうにチャートがまとまっていました。
実物を見るにはいちいちページをめくらなければなりません。
元の本の前半は左に文章、右に大きな刺しただけで仕立ててない写真、そしてところどころに作品に仕立てた写真、後半にまとまってチャート、という作りでした。
つまり文章、実物の写真、チャートの3ページで1セットとなります。
元の本は今回はわりとページ数としては少ないのです。
それで、全体では120ページに収めないといけないのです。
というわけで、日本語版は左に文章、右に写真、後ろのほうのページで左写真、右チャートの見開きという構成になっています。
実物の写真が2度出てくるものもありますが、読者の方が楽にステッチできるようにという編集者さんの配慮です。
2ページ、あるいは4ページなら見開きに並べるのも楽ですが、奇数なのですね。
どんな本もこんな風に実物写真とチャートが一度に見られるのが理想ですよね。
こうして、いろいろ日本語版のよい点を書いてきました。
きっと、長く売れ続ける本になると思います。
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楽天ブックス→パリのアトリエで綴るクロスステッチ [ ヴェロニク・アンジャンジェ ]
パリのアトリエで綴るクロスステッチ 260点のモチーフで楽しむ季節の移ろい
120ページ
グラフィック社 2016年6月7日:発売
ヴェロニク・アンジャンジェ :著
日本語
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