All archives    Admin

02月≪ 2017年03月 ≫03月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031

2017'02.27 (Mon)

まつる・くける・かがる

今日も原稿書き。
机は調べ物の本の山。

原稿を書いていて「まつる」ってどんな漢字だったかな?と思いました。
あまりに身近すぎて何十年もやってるのに考えもしなかったのですよね。
でも、日本刺繡の本などは結構古いのもあるので普通に出てきます。

原稿を書くときも、かがると書くかまつると書くか迷って、編集の方と相談したりします。
なんとなくわかっていて、こうやりますと手で見せることはしても、文字にしたことがないなあと思いました。

というわけで、ずいぶん前にこの記事を書こうとしていたのですが、思いだしたついでに続きを書いてアップすることにしました。

まつる・くける・かがる、は、こんな漢字です。

まつ・る【纏る】
く・ける【絎ける】
かが・る【縢る】

【まつる 纏る】 まつりぐけ〈纏り絎〉をすること。

普通まつり、流しまつり、奥まつり、奥を流しまつり。

私はスカートの裾などは「奥まつり」とも、ただの「流しまつり」ともちょっと違ってて、前にも書いたようにやり方もちょっと楽なやり方でやってます。

【くける 絎ける 】は、くけ縫いすること。
くけ縫いは和裁で表に見えないように縫い合わせること。

本ぐけ(本くけ)、耳ぐけ、三つ折りぐけ。

「丸ぐけ」というと、縫い方ではなく、着物の帯締めと同じ使い方の「丸ぐけひも」のこと。
くけて作るのがほんとなのかな?

【かがる 縢る】
かがる、は、からげると考えればいいですね。

布の裁ち目などがほつれないよう に縫い糸やしつけ糸でからげることですから、
【刺しゅうの布の裁ち端は最初に「かがっておく」】
【裁ち目かがり】などと使いますね。
英語だとWhip Stitchになるでしょうか。

現代は縫い物をしない人が多いので、なんとなく、「縫う」という言葉で終わらせてしまうというか、まとめてしまう気がしますが、手ですばらしいものを縫い上げる時代にはいろんな言葉があって、目的別の言葉を使い分けていたのだと思います。

ちょうど、青森の方の方言に寒さの段階それぞれに言葉があったように。
寒くない地方では寒さの段階がないわけですものね。

「縫う」言葉それぞれに縫い方の指示がされているってことは、便利でもありますね。
もっと「縫う」ことに興味を持って、なんでも「縫う」という言葉だけで済まさず、いろいろ使い分けられる人が増えるといいですね。


関連記事

テーマ : ソーイング - ジャンル : 趣味・実用

 |  出版に関わった手芸本  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

コメントを投稿する


 管理者だけに表示
 (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://mottainaimama.blog96.fc2.com/tb.php/2911-dfef895c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
free counters