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2018'08.27 (Mon)

よりぐけ

「つくりら」では、大人の家庭科というテーマでちょっとした読みものを書いています。

今の時代買うのが当たり前、作っても「お手軽ソーイング」。
学校の家庭科だってせいぜいエプロンを作ってよしとしてる・・・

これから、いろいろ縫ってみたいな、とか、縫い始めたけどよくわからないな、とか、でも周りに聞く人もいないし、習いに行ける状況でもないし、という方を応援したくて書いてます。
何か作りたくても簡単に簡単にとしか載ってないし、ネットでは玉石混淆、あ、それは・・・という情報も結構信じられてるようす。

食事も同じ。
できてるのを買って温めるだけ、あるいは、自分で切るけど混ぜるだけ、とか。
簡単なレシピを提供するサイトを見ても、それよくないよ~とか捨てちゃだめよ~!とかありますよね。


え~、ほんとはこうしないとよくないよね、とか、何もそんな道具を買わなくても、とか、私の言いたいこと書きたいようなことは本にしても需要もないわけです。
だから、そんな言いたいこと、こだわりとその理由などまでウェブメディアで発信できることはとてもありがたいことです。

先日も撮影してきましたので、9月のお話、また、楽しみにしていただければと思います。


さて、家庭科ですからね、家の中の針仕事って縫い上げないとしても着物の針仕事についても少し書きたいと思いました。
日本人の民族衣装なのにあまりにも無関心というのもいけないですし、かといって、全く着ない人に押しつけるのもどうかというところで、縫い方というより、常識として知っておいてほしいものもありまして、そんなこともちょこっと入れて書いています。

そんななかで、くける、というのもでてきます。
まつるとくけるはちょっと違うんですね、でも、洋裁ではまつっているのにくけるって言ったりして、もともと和裁の国での洋裁は、言葉でも気になる点が多いです。

その最たるものが「よりぐけ」。

和裁で、夏物など縦地の耳のところをよって、くけています。

つくりら 三つ折りぐけ 

くけているので、糸は出なくてきれいです。
これは楊柳の長襦袢の袖口です。


よりぐけ 長襦袢 袖よりぐけ 和裁


一方、洋裁では、必ずしも耳を使えるわけではないので、捨てミシンを1本かけて芯とします。
そして手で撚って、くけないで、まつるのです。
でも、よりぐけと呼ぶんですね。

もともと和裁からきた言葉なのかな?と私は思っているのですが、どうなんでしょう。

「まつり」には遊び分があり、洋裁ならではの曲線に対応でき、融通が利きます。

「くけ」だと直線向きで、糸がでないから擦れて糸が切れにくいです。
和裁向きです。

そう考えるとどちらにもよさがあります。


こちらの刺しゅうの本↓は食事で言うところの、野菜の買い方、切り方、みたいなところから書いている本です。
さすがに野菜の育て方からみたいなところから書いているわけではないですが、それに近い、糸の撚りによってこう変わる、といったところまで、なぜ?という疑問にも答えられる本となっています。

フリーステッチにはフリーステッチの、クロスステッチにはクロスステッチの、リボン刺しゅうにはにはリボン刺しゅうの、ビーズ刺しゅうにはビーズ刺しゅうの、そして、アップリケにはアップリケの、それぞれのそうした方がよい理由があるように思って、全部トータルで考えて書きました。

『はじめてでもきれいに刺せる 刺しゅうの基礎』
紙書籍版と電子書籍版


紀伊國屋書店→はじめてでもきれいに刺せる刺しゅうの基礎

楽天ブックス→はじめてでもきれいに刺せる 刺しゅうの基礎 [ 安田 由美子 ]
はじめてでもきれいに刺せる 刺しゅうの基礎【電子書籍】[ 安田由美子 ]

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テーマ : ソーイング - ジャンル : 趣味・実用

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